プレスリリース

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宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)の
国際宇宙ステーションとの結合について

平成24年7月28日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)は、国際宇宙ステーション(ISS)に向けて最終接近を実施した後、7月27日21時23分(日本時間)にISSロボットアームにより把持されました。その後、7月28日 2時31分(日本時間)にISSロボットアーム運用によりISSとの結合を完了しました。

 今後は、船外及び船内貨物がISSへ順次移送される予定です。

 参考リンク:より詳細につきましては、次のインターネットアドレスをご覧ください。
 http://iss.jaxa.jp/htv/



理事長談話
宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)と
国際宇宙ステーションとの結合成功について



 平成24年7月21日にH-IIBロケット3号機によって種子島宇宙センターから打ち上げられた宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)は、本日7月28日 2時31分(日本時間)、国際宇宙ステーション(ISS)との結合に無事成功しました。
 結合作業にはISSにて長期滞在を開始した星出宇宙飛行士も携わりました。日米の宇宙飛行士が訓練の成果を遺憾なく発揮し、日本の補給機をISSに結合させた場面を目の当たりにし、誇りと喜びの念に堪えません。
 ISSへの結合成功により、「こうのとり」3号機ミッションの大きな山を越えることができました。引き続き、予定している物資移送、ISSからの離脱、及び大気圏への再突入運用を着実に成功させるべく取り組んでまいります。

平成24年7月28日
宇宙航空研究開発機構
理事長 立川 敬二