宇宙航空研究開発機構(JAXA)において、インターネットに接続したJAXAのサーバーへ外部から不正アクセスがあったことが4月18日に判明しました。
現在、JAXAでは原因及び影響について調査を行っております。
- アクセスされた情報について
- 国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の運用準備に使われる参考情報
- 「きぼう」運用関係者の複数のメーリングリスト
- 現在判明している状況について
4月18日に当該サーバーの通信記録の定期確認を行ったところ、不審なIPアドレスからのアクセス記録が見つかりました。このため、直ちに当該サーバーをネットワークから切り離し、状況を調査したところ、4月17日深夜に当該サーバーへ不正なアクセスがあったことが判明しました。現在、原因及び影響等について調査を行っているところです。
今回アクセスされた情報は、「きぼう」の運用に直接使われるものではなく、運用に支障を来すものではないことが確認されております。
- 今後の対応について
このような事態が生じたことをお詫び申し上げますとともに、このたびの事案を重く受け止め、すみやかに原因究明を進めるとともに、再発防止に向けてより一層の情報セキュリティの強化に取り組んでまいります。