宇宙開発事業団
本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。
平成12年5月の宇宙開発委員会特別会合の報告書等を受けて改訂した「宇宙開発事業団の経営改革についてのアクションプラン」(以下「アクションプラン」という。)について報告する。
平成11年5月の宇宙開発委員会宇宙開発基本問題懇談会の提言等を受け、経営改革を着実に実行するために平成11年6月にアクションプランを制定した。
基本理念の新旧比較
既制定 | 改訂 | ||||||||||||
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アクションプランの骨子を下記に示す。また、本文は参考資料のとおりである。
(参考資料は7月26日の宇宙開発事業団改革推進委員会での資料と同じものです。)
平成12年7月26日(水)(於 事業団本社)に開催された第1回宇宙開発事業団改革推進委員会(委員長 久保田弘敏東京大学教授)に改訂された本アクションプランを説明した。
開発段階にあるプロジェクトについては、H-IIAロケット試験機の確実な開発・打上げを当面の最重要課題として位置づけ、事業を重点化する。また、我が国の宇宙開発の中核機関として、これらのプロジェクトを下支えする技術基盤の強化に取り組む。
NASDAを取り巻く環境は非常に厳しいが、フロントランナーにふさわしく、外部の研究者及び技術者などと広く連携し、次世代に期待される高度で先端的な技術、ミッションの開拓に挑戦し、国民の期待に応えられる宇宙開発利用の実現を目指す。
開発で得られた技術成果については産業界などへの移転を促進するとともに、宇宙で得られたデータ等についてはその利用促進を図る。また、広く国民の理解と協力を得るために宇宙開発の状況、成果に触れ易くするよう積極的な普及啓発活動を展開する。
(省略)
(1) | 安全・信頼性管理部における品質保証機能 |
(2) | 宇宙輸送システム本部内の品質保証機能の強化 |
(1) | H-IIAプロジェクト評価チームによる独立評価の実施 |
(2) | 技術研究本部による独立検証・評価等の実施 |