プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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宇宙開発事業団 沖縄宇宙通信所のISO14001第三者認証取得のお知らせ

平成12年4月18日

宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団は、平成11年度より、環境汚染の未然防止、地球環境保全への配慮等、環境管理に向けた積極的な取り組みとして、環境マネジメントシステム(ISO14001)を各事業所で推進しております。このたび沖縄宇宙通信所(沖縄県国頭郡恩納村)が平成12年4月17日  ISO14001の第三者認証を取得いたしましたのでお知らせします。
 なお、宇宙開発事業団のISO 14001の第三者認証取得は地球観測センター(埼玉県比企郡鳩山町)に次いで2番目です。

1. 沖縄宇宙通信所が取得した認証の登録機関

(1) 日本適合性認定協会(JAB:The Japan Accreditation Board for Conformity Assessment )
(2) 英国認証機関認定審議会(UKAS:United Kingdom Accreditation Services)

2. 沖縄宇宙通信所環境方針(最新)




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 ISO14000シリーズとは、ISO/TC207で制定された、環境マネジメントに関する一連の国際規格をさし、これらの規格群の中核をなす規格が、ISO14001(環境マネジメントシステム)です。
 ISO14001には、企業活動、製品及びサービスの環境負荷の低減といった環境パフォーマンスの改善を実施する仕組みが継続的に改善されるシステム[環境マネジメントシステム(EMS:Environmental Management System)]を構築するための要求事項が規定されています。

 具体的には、まず組織の最高経営層(NASDAの事業所の場合は所長)が環境方針を立て、その実現のために計画(Plan)し、それを実施及び運用(Do)し、その結果を点検及び是正(Check)し、もし不都合があったならそれを見直し(Act)、再度計画を立てるというシステム(PDCAサイクル)を構築し、このシステムを継続的に実施することによって、環境負荷の低減や事故の未然防止が行われます。

 ISO14001は、組織が規格に適合した環境マネジメントシステムを構築していることを自己適合宣言するため、又は第3者機関の認証(審査登録)取得のために用いられ(審査登録制度) ISO14001に基づき環境マネジメントシステムを構築し、認証を取得することによって、組織は、自らが環境配慮へ自主的・積極的に取り組んでいることを有効に示すことが可能となります。