宇宙開発事業団
米国航空宇宙局(NASA)によると、NASAおよびロシア航空宇宙庁(RASA)は、6月26日にモスクワで行われた審査会(General Designer's Review)の結果、国際宇宙ステーションのロシア・サービス棟「Zvezda」の打上げを7月12日にカザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地において実施する予定とする旨決定したことを、発表しました。
なお、本打上げは改良型プロトンロケットによるものですが、上記打上げ日に関しては、7月5日に予定されている同じ改良型プロトンロケットの2回目の打上げ(ロシアの通信衛星)の成功が前提となっております。
Zvezda(ロシア語で「星」の意味)は初期段階での国際宇宙ステーション搭乗員の居住スペースとなり、生命維持システム、電力分配装置、データ処理システム、飛行制御システム、及び推進システムを備えております。打上げ14日後に、既に軌道上にある現在組立て中の国際宇宙ステーション(Zarya、Unity)とドッキングする予定です。