プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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国際宇宙ステーションに長期滞在する第1次搭乗員
(国際宇宙ステーション組立ミッション(2R))の打上げについて

平成12年10月31日

宇宙航空研究開発機構

 ロシア航空宇宙庁(RASA)は、国際宇宙ステーションに長期滞在する第1次搭乗員3名をソユーズロケットにより、バイコヌール時間10月31日午後0時53分(日本時間10月31日午後4時53分)にカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げました。

 なおソユーズ宇宙船と国際宇宙ステーションとのドッキングは、モスクワ時間11月2日午後0時20分(日本時間11月2日午後6時20分)に予定されています。

 ISSは、若田宇宙飛行士らによる組立ミッション(STS-92/3A)によって、搭乗員の長期滞在受け入れの準備が全て整えられ、今回のミッションにより、1998年11月の国際宇宙ステーション組立開始以来、初めて宇宙飛行士が長期滞在する事となります。第1次搭乗員は2001年2月に予定されているスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-102/国際宇宙ステーション組立ミッション(5A.1))で帰還するまで、国際宇宙ステーションに約3ヶ月半の間滞在する予定です。今後ISSには、搭乗員が交代しながら滞在を続けることとなります。

※第1次搭乗員3名
ウィリアム・M・シェパード(ISSコマンダー、アメリカ)
ユーリ・パブロビッチ・ギドゼンコ(ソユーズコマンダー、ロシア)
セルゲイ・コンスタンチノビッチ・クリカレフ(フライトエンジニア、ロシア)