プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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LE-7A合同開発チームの設置について

平成12年5月24日

宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団は、先般の宇宙開発委員会特別会合の報告を受けて、H-IIAロケット第1段LE-7Aエンジンの開発を事業団及び関係企業(三菱重工業(株)及び石川島播磨重工業(株))が総力をあげて、効率的、かつ確実に推進するため「LE-7Aエンジン合同開発チーム」を下記のとおり設置しましたので、お知らせします。

1. 業務内容

 LE-7Aエンジンの開発について、主に、複数のメーカ等が関連している機体とエンジンシステムのインタフェース及びエンジンシステム内の燃焼器系と供給系のインタフェースに関係する業務を強化実施する。

2. 設置期間

 H-IIAロケット試験機2号機の打上げ後評価が終了するまでとする。
(平成13年度秋頃の予定)

3. LE-7Aエンジン合同開発チームの構成

 LE-7Aエンジン合同開発チームは、H-IIAプロジェクトマネージャをチームリーダとし、下記のメンバー(約70名)で構成する。

宇宙開発事業団 LE-7A及び第1段推進系開発担当者
三菱重工業 LE-7A及び第1段推進系開発担当者
石川島播磨重工業 LE-7Aターボポンプ開発担当者

4. 事務所の開設

 LE-7Aエンジン合同開発チームの事務所を三菱重工業 名古屋誘導推進システム製作所内に開設する。