宇宙開発事業団
本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。
若田宇宙飛行士が搭乗しているSTS-92(参考1)の打上げ及びその後の運用状況について報告する。
日本時間10月22日(日)午前3時57分[10月21日(土)午後1時57分(CDT)]から45分間(うち、日本の枠は20分間)を予定している。
日本時間10月23日(月)午前3時10分[10月22日(日)午後2時10分(EDT)]にKSCへ着陸する予定である。
スペースシャトル「ディスカバリー号」によるSTS-92ミッションは、国際宇宙ステーション(ISS)の組み立てのための飛行であり、シャトルとしては100回目の飛行にあたる。
本ミッションでは若田宇宙飛行士が2回目のシャトル飛行を行い、前回搭乗したSTS-72の飛行の時と同様にシャトルの遠隔マニピュレータシステム(ロボットアーム)の操作を担当して、Z1トラスとPMA-3のユニティへの結合や、船外活動の支援などを行っている。なお、Z1トラスは、姿勢制御装置や通信システムなどを搭載した、ISS組立初期段階における要となるモジュールであり、PMA-3はシャトルとのドッキングに使用される与圧可能な円錐形モジュールである。