宇宙開発事業団
宇宙開発事業団は、平成13年8月9日に、種子島宇宙センターにおいてH-IIAロケット試験機1号機(H-IIA・F1)の極低温点検を実施し、良好に終了いたしました。
極低温点検は、打上げ当日と同じ手順で液体燃料を充填し、ロケットおよび地上設備の機能等を確認するものです。
今回の極低温点検実施にご協力いただきました関係各方面に、深く感謝いたします。
No | 確認項目 | 確認内容 | クイックレビュー結果 |
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1 | 機体移動に関する作業性確認 | 移動・配管接続に関する作業性・時間等を確認 | ・作業性/時間を確認した。 |
2 | 推進薬等の充填 | 作業手順確認/自動充填機能確認 | ・自動充填を実施し、機能確認を実施した。 |
3 | 常温・極低温ヘリウム気蓄器高圧漏洩点検 | 圧力降下量が規定以下であることを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 ・2段常温ヘリウム気蓄器については再実施中 |
4 | バルブ低温作動確認 | 極低温状態で主要バルブが正常に作動することを確認 | ・正常な作動を確認した。 |
5 | 射場系との電波リンク確認 | テレメータ、レーダ、コマンドの電波リンク確認 | ・電波リンクを確認し、問題の無いことを確認した。 |
6 | 機体各部温度計測 | 左記データを取得し、異常なデータがないことを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 |
7 | 酸素ガス/水素ガス濃度検知 | 異常な濃度検知(漏洩)がないことを確認 | ・異常な検知無し。 |
8 | 空調機能確認 | 空調データを取得し、空調機能が良好であることを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 |
9 | タンクベント機能確認 | ホールド時のタンク圧および推進薬温度データを取得し、正常であることを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 |
10 | 機体インプット定数の再設定手順の確認 | 手順の確認、作業訓練 | ・当該作業を実施し、問題の無いことを確認した。 |
11 | リフトオフ前パージ機能確認 | パージ機能が正常であることを確認 | ・パージ機能確認を実施し、問題の無いことを確認した。 |
12 | 自動カウントダウンシーケンス | 第1段エンジン点火相当秒時までのシーケンスおよび自動緊急停止項目の確認 | ・計画通り実施し、評価に必要なデータを取得した。 |
No | 確認項目 | 確認内容 | クイックレビュー結果 |
---|---|---|---|
1 | 機体移動に関する作業性確認 | 移動・配管接続に関する作業性・時間等を確認 | ・作業性/時間を確認した。 |
2 | 推進薬等の充填 | 作業手順確認/自動充填機能確認 | ・自動充填を実施し、機能確認を実施した。 |
3 | 常温・極低温ヘリウム気蓄器高圧漏洩点検 | 圧力降下量が規定以下であることを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 ・2段常温ヘリウム気蓄器については再度点検作業を実施し、問題の無いことを確認した。 |
4 | バルブ低温作動確認 | 極低温状態で主要バルブが正常に作動することを確認 | ・正常な作動を確認した。 |
5 | 射場系との電波リンク確認 | テレメータ、レーダ、コマンドの電波リンク確認 | ・電波リンクを確認し、問題の無いことを確認した。 |
6 | 機体各部温度計測 | 左記データを取得し、異常なデータがないことを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 |
7 | 酸素ガス/水素ガス濃度検知 | 異常な濃度検知(漏洩)がないことを確認 | ・異常な濃度検知が無いことを確認した。(1段エンジン部酸素ガス濃度検知有り(規格値内)) |
8 | 空調機能確認 | 空調データを取得し、空調機能が良好であることを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 |
9 | タンクベント機能確認 | ホールド時のタンク圧および推進薬温度データを取得し、正常であることを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 |
10 | 機体インプット定数の再設定手順の確認 | 手順の確認、作業訓練 | ・当該作業を実施し、問題の無いことを確認した。 |
11 | リフトオフ前パージ機能確認 | パージ機能が正常であることを確認 | ・パージ機能確認を実施し、問題の無いことを確認した。 |
12 | 自動カウントダウンシーケンス | 第1段エンジン点火相当秒時までのシーケンスおよび自動緊急停止項目の確認 | ・計画通り実施し、評価に必要なデータを取得した。 |