プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

プリント

国際宇宙ステーション計画が受賞したスペイン皇太子賞授賞式について

平成13年10月25日

宇宙開発事業団

 本年7月11日付けでお知らせしたとおり、国際宇宙ステーション(ISS)計画が、スペイン皇太子財団から本年度の「スペイン皇太子賞」(国際協力部門)を受賞いたしました。10月26日スペインのオビエドにおいて行われる授賞式において、スペイン皇太子からISS計画に参加している日本の宇宙開発事業団及び米国・欧州・ロシア・カナダの計5宇宙機関の代表に賞が授与されることとなりましたので、お知らせいたします。

 今回の受賞は、「我々の惑星に関する飛躍的な理解増進に寄与する軌道上の科学研究所を実現するために必要な国際協調に至るまでの努力」をスペイン皇太子財団が認めたものです。
 更にスペイン皇太子は、同日にISSとの交信を行い、ISSに長期滞在中のアメリカ及びロシアの宇宙飛行士3人とソユーズ宇宙船交換のためにISSを訪れているロシア及びフランスの宇宙飛行士に向けて祝辞を述べる予定です。

 スペイン皇太子財団は、スペイン皇太子が名誉理事長を務める非営利団体で、スペイン王国と皇太子の間の絆を強め、更に科学、技術、芸術、文学を振興することを目的としています。国際協力部門については、国際間の理解、友愛についての模範的かつ傑出した業績を上げた個人、団体に贈られるものです。過去の受賞者には、ネルソン・マンデラ氏とF.W.デ・クラーク氏、イツハク・ラビン氏とヤセル・アラファト氏、ミハイル・ゴルバチョフ氏などがいます。

 なお、授賞式の模様は、次の放送局で生中継されます。