プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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ロシア・プログレス補給船(国際宇宙ステーションへの補給ミッション(5P))
の打上げについて

平成13年8月21日

宇宙開発事業団

 ロシア航空宇宙庁(RASA)は、国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給を目的としたプログレス補給船をソユーズロケットにより、日本時間8月21日午後6時23分バイコヌール宇宙基地(カザフスタン共和国)から打ち上げました。また、ISSとのドッキングは日本時間8月23日午後6時59分頃の予定です。

 今回打ち上げられるプログレス補給船には、宇宙開発事業団の実験装置である微小粒子捕獲および材料曝露実験装置、並びに高精細度テレビジョン(HDTV)カメラシステムが搭載され、ISSへのドッキング後、ISSのロシア・サービスモジュール「ズヴェズダ」に運び込まれます。
 これらの実験装置は、宇宙開発事業団がISS早期利用の一環としてロシア・サービスモジュールを用いて実施する宇宙実験用の装置で、微小粒子捕獲実験および材料曝露実験は最大3年にわたり、HDTVカメラ利用実験は1年にわたり実験をおこなう予定です。

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