宇宙開発事業団
宇宙開発事業団と鹿児島大学は、平成11年より、宇宙科学技術に関する講義等の協力関係を続けてきたところですが、この度、事業団の知的・人的資源を活用し、宇宙開発の現場における実践的な経験の機会を学生に提供することにより、学生の教育及び研究の一層の向上を図ることを目的に、鹿児島大学大学院理工学研究科に連携大学院を設置することといたしましたので、お知らせいたします。
鹿児島大学大学院理工学研究科における教育及び研究と、宇宙開発事業団における宇宙技術の研究との融合により、学術及び科学技術の発展に寄与する。
鹿児島大学は、鹿児島大学大学院理工学研究科の非常勤講師(教授1名・助教授1名)として2名の事業団職員を採用し、客員教授・客員助教授の称号を附与した。採用された事業団職員は、事業団及び鹿児島大学において、鹿児島大学大学院理工学研究科担当教授と協力して、博士前期課程・博士後期課程の指導を行い、論文審査を行う。
事業団は、平成13年度より鹿児島大学大学院理工学研究科の院生1名を受け入れ、筑波宇宙センターにおいて指導を行っているが、今後も継続して(約1名/年)行く予定である。