宇宙開発事業団
宇宙開発事業団は、地球環境保全が人類共通の課題と考え、持続可能な発展を目指すことを精神として、能力に応じた負担と社会貢献をする立場の組織であるとの認識に立ち、環境管理に向けた積極的な取り組みとして、環境マネジメントシステム(ISO14001)を各事業所で推進しております。
このたび角田ロケット開発センター(宮城県角田市)が平成13年3月5日 ISO14001の第三者認証を取得いたしましたのでお知らせします。
なお、宇宙開発事業団のISO 14001の第三者認証取得は、地球観測センター(埼玉県比企郡鳩山町)、沖縄宇宙通信所(沖縄県国頭郡恩納村)に次いで3番目です。
参考:ISO 14001の概要
はじめに角田ロケット開発センターは、21世紀に向けて地球環境の問題を重要視し、地球環境保全と、持続的発展が可能な社会の維持に寄与するため、環境管理システムを構築し、維持及び改善を行うにあたりここに『環境方針』を表明します。 業務概要角田ロケット開発センターは、宇宙開発事業団が開発を行うロケットの第1段エンジンの燃焼室へ燃料を供給する液体水素ターボポンプの試験、及び上段エンジンの燃焼試験を宇宙空間に近い疑似真空環境で行うことを主要業務としています。 環境への取組み
角田ロケット開発センターは、地球温暖化防止、オゾン層保護及び汚染の予防等地球環境保全に努力します。そのため、環境に対して該当する法規制及び当センターが同意するその他の要求事項等を認識して遵守し、汚染の予防を約束します。また、環境に優しい製品の調達を推進します。
環境管理システムの運用
角田ロケット開発センターの環境管理システムにおいて、環境目的・目標を設定したうえで、環境管理プログラムを策定し、維持します。その実施及び運用にあたっては、各部門を通じてセンターに勤務する構成員に必要な教育、訓練を実施します。 |