プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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国際宇宙ステーションの「きぼう」船外パレットの宇宙飛行士による
実機確認試験の実施について

平成13年7月12日

宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団は、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の船外パレットに対するフライト・クルー・インターフェイス・テスト(FCIT、宇宙飛行士による実機確認試験)を7月17日に筑波宇宙センターにて実施します。
 今回の試験には土井隆雄宇宙飛行士および星出彰彦宇宙飛行士が参加します。

 FCITとは、訓練や宇宙での経験を持った宇宙飛行士の観点から、実際に打ち上げられる機器類が軌道上(宇宙空間)でも問題なく運用できることを確認することを目的としています。具体的には、宇宙飛行士自らが、機器の交換などの保守作業を問題なく出来るかどうかを実際の工具を使って確認したり、各機器に宇宙飛行士を傷つけるような鋭い角(シャープエッジ)がないことを触って確認します。FCITは様々な機器に対してNASAと共同で実施しています。




図 1.国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」