プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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「『きぼう』利用シンポジウムin関西」の開催について

平成13年11月9日

宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団(NASDA)は、平成13年3月、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の新たな分野及び形態への利用多様化を図ることを目的として、「きぼう」利用に関するシンポジウムを開催しましたが、このたび、下記のとおり、第2回として、シンポジウム「新世紀 宇宙ルネッサンス時代の幕開け 〜社会に開かれる国際宇宙ステーションに向けて〜」を開催しますので、お知らせ致します。


1. 日時 2001年11月28日(水) 9:30〜17:00
2. 場所 大阪市北区大淀中1-1-88  大阪梅田スカイビル36階 スカイルーム
3. 主催 宇宙開発事業団(NASDA)
4. 協力(予定) (財)大阪科学技術センター、関西宇宙フォーラム、国際宇宙ステーション民間利用研究会、(財)宇宙環境利用推進センター、(財)未来工学研究所
5. 後援(予定) 文部科学省、経済団体連合会
6. 入場料 無料(事前申し込み要)
7. シンポジウムに関する問い合わせ・入場申し込み先 :
(財)宇宙環境利用推進センター
宇宙実験推進部  河野 貞則
〒169-8624 東京都新宿区西早稲田3-30-16
電話 03-5273-2442
FAX 03-5273-0705
e-mail kawano@jsup.or.jp
8. その他 シンポジウムの模様は、同時中継により、NASDA本社(東京都港区)、
NASDA筑波宇宙センター(茨城県つくば市)でも視聴可能です。



開 催 要 領


  1. 名称:
  2. 「きぼう」利用シンポジウム in 関西
    新世紀 宇宙ルネッサンス時代の幕開け

  3. 主題:
  4. 社会に開かれる国際宇宙ステーションに向けて

  5. シンポジウムの目的
  6.  平成12年12月、宇宙開発委員会において、日本の実験棟(愛称「きぼう」)の初期の利用段階における推進方策として、その潜在的な能力を掘り起こし、これを活用していくという観点から、現在の「軌道上研究所」としての利用に加え、例えば教育や人文社会的な活動への利用など、新たな分野及び形態への利用の多様化を図ること、その際、適切な形で民間活力及び資金の導入や利用者負担による利用を取り入れるなどにより、「きぼう」の民間利用等を段階的に推進することの方針が打ち出されました。
     本シンポジウムは、当事業団が上記の推進方策に基づき、本年3月に東京で開催した第1回「きぼう」利用シンポジウムに引き続き、「きぼう」の利用機会について、広く社会に情報を発信し、様々な分野での利用の可能性や、今後「きぼう」をより有効に利用していくために、必要な施策、制度などについて、有識者を交えた意見交換を行うため、「社会に開かれる国際宇宙ステーションに向けて」を主題として、関西で開催するものです。
     「きぼう」利用の多様化の趣旨、民間利用に係る国内外の動向、事業団の利用例や将来展望、様々な分野での利用の可能性、地域の特性を活かした独自の発想やアプローチによる利用の多様性拡大の可能性などに関する講演を行い、パネルディスカッションによる聴衆との双方向性のある議論も通じて、これまで「きぼう」の利用に関わりの少なかった方々が関心を持つことを期待するとともに、参加いただいた方々から頂戴したご意見、ご要望などは、当事業団の今後の活動の参考といたします。

  7. 開催日時・場所

  8. (1) 開催期日 平成13年11月28日(水) 9:30〜17:00
    (2) 開催場所 大阪梅田スカイビル36階 スカイルーム
    大阪市北区大淀中1-1-88
    電話 06-6440-3901

  9. プログラム構成
  10. 主催・協力・後援

  11. (1) 主催 宇宙開発事業団
    (2) 協力(予定)    (財)大阪科学技術センター、関西宇宙フォーラム、国際宇宙ステーション民間利用研究会、(財)宇宙環境利用推進センター、(財)未来工学研究所
    (3) 後援(予定) 文部科学省、経済団体連合会

  12. その他
  13.  今回のシンポジウムでは、きぼうの利用事業に関して具体的な提案を頂けると考えられる方々から、約260名程度の参加を予定しています。
     民間企業、各種団体、大学の研究者、芸術家、建築家、きぼう開発関連企業、宇宙環境利用研究委員会など当事業団関連の委員会メンバー、文部科学省を初めとする関係政府当局の方々などに向けて、主催者側から予め開催案内を送付する他、プレスリリース、公開ホームページへの掲載、ポスターの掲示を行います。
     参加費は無料。宇宙ステーションの利用に興味のある方はどなたでも参加して頂けますが、会場の収容能力に限りがあるため、参加についてはできるだけ事前に問い合わせ頂くことを推奨しています。
     また、当日はNASDA本社(浜松町貿易センタービル28F NASDAi)やNASDA筑波宇宙センターとも回線をつなぎ、映像・音声を配信して、大阪会場に行けない方にこちらからご覧頂くことも可能です。

  14. 問合せ先
  15. (財)宇宙環境利用推進センター
    宇宙実験推進部 河野 貞則
    〒169-8624 東京都新宿区西早稲田3-30-16
    電話:03-5273-2442 FAX:03-5273-0705
    e-mail:kawano@jsup.or.jp



【 プ ロ グ ラ ム 】


会 期 平成13年11月28日(水) 9:30〜17:00
会 場 大阪梅田スカイビル スカイルーム
主 催 宇宙開発事業団
協 力(予定) (財)大阪科学技術センター、関西宇宙フォーラム、国際宇宙ステーション民間利用研究会、(財)宇宙環境利用推進センター、(財)未来工学研究所
後 援(予定) 文部科学省、経済団体連合会

総合司会 小沢秀司 宇宙開発事業団宇宙環境利用システム本部宇宙環境利用推進部長
09:00 受付開始
09:30〜09:35 開会挨拶 池田 要 宇宙開発事業団理事 宇宙環境利用システム本部長
09:35〜10:00
報  告 「国際宇宙ステーションの建設状況と日本の取り組み」
星出彰彦 宇宙開発事業団 宇宙飛行士
- 第一部 〜宇宙ルネッサンス時代の幕開け〜 -
10:00〜10:40
特別講演 「宇宙史から見た海洋日本の将来」
川勝平太 国際日本文化研究センター教授
10:40〜11:10
特別講演 「市民と宇宙の邂逅」
北川フラム アートディレクター
- 第二部 〜宇宙文化・宇宙ビジネスの発信の取り組み〜 -
11:10〜11:25
ビデオメッセージ 「「仕事場は宇宙」そして、「遊び場も宇宙」」向井千秋 宇宙開発事業団 宇宙飛行士
11:25〜12:10
報  告 「宇宙ステーション利用の現状と展望」宇宙開発事業団、(株)電通、有人宇宙システム(株)(国際宇宙ステーション民間利用研究会)
12:10〜13:30 <昼 食>
- 第三部 〜社会に開かれる宇宙ステーション〜 -
13:30〜15:00 パネルディスカッション「宇宙ステーションでの新たな試みに向けて」
モデレーター 菊池 博 有人宇宙システム(株)
(国際宇宙ステーション民間利用研究会)
パネリスト 山中 勉((株)IHIエアロスペース)
鈴木幸子、伊藤淳代(女性宇宙フォーラム)
浅井義彦(東日本国際大学助教授)
高松 聡((株)電通)
(以上、順不同)
15:00〜15:15 コーヒーブレイク
15:15〜16:45 パネルディスカッション「宇宙ルネサンス時代に向けて-地域からの創造・発信-」
モデレーター 北川フラム(アートディレクター)
パネリスト 鳴尾牧子(胡弓奏者)
竹中ナミ(社会福祉法人プロップ・ステーション理事長)
野村 仁(京都市立芸術大学教授)
青木豊彦((株)青木代表取締役(関西宇宙フォーラム))
(以上、順不同)
16:45〜17:00 総  括
17:00 閉  会