プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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日本初の国際宇宙ステーション搭載実験装置「中性子モニタ装置」を搭載したスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-102/国際宇宙ステーション組立ミッション(5A.1))の打上げ日の決定について

平成13年2月28日

宇宙開発事業団

米国航空宇宙局(NASA)は、スペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-102/国際宇宙ステーション組立ミッション(5A.1))の打上げを米国東部標準時間3月8日午前6時42分頃(日本時間3月8日午後8時42分頃)フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)において実施する旨発表しましたのでお知らせします。

 今回のフライトでは、わが国初の国際宇宙ステーション(ISS)搭載実験装置である中性子モニタ装置がISSに搭載されます。この装置は、約7ヶ月間にわたり中性子の計測を行います。この計測は、日本がISSで初めて行う実験であり、国際共同プロジェクトである有人研究プロジェクトの基礎データとして活用されます。
 また、今回のフライトにより、2000年11月からISSに滞在している第1次搭乗員3名が第2次搭乗員3名と交代すると共に、多目的補給モジュール「レオナルド」を用いてISSへの補給物資の搬入を行います。

第2次搭乗員3名

  • ユーリ・ウラジミロビッチ・ウサチェフ(Yuri Vladimirovich Usachev、ISSコマンダー、ロシア)
  • ジェイムス・S・ボス(James S. Voss、アメリカ)
  • スーザン・J・ヘルムス(Susan J. Helms、アメリカ)

※上記3名は2001年7月打上げ予定のSTS-105/7A.1により帰還予定