宇宙開発事業団
米国航空宇宙局(NASA)は、スペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-102/国際宇宙ステーション組立ミッション(5A.1))を米国東部標準時間3月8日午前6時42分(日本時間3月8日午後8時42分)フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)から打ち上げました。
今回のフライトでは、わが国初の国際宇宙ステーション(ISS)搭載実験装置である中性子モニタ装置がISSに搭載されます。この装置は、約7ヶ月間にわたり中性子の計測を行います。この計測は、日本がISSで初めて行う実験であり、国際共同プロジェクトである有人研究プロジェクトの基礎データとして活用されます。
また、今回のフライトにより、2000年11月からISSに滞在している第1次搭乗員3名が第2次搭乗員3名と交代すると共に、多目的補給モジュール「レオナルド」を用いてISSへの補給物資の搬入を行います。
第2次搭乗員3名
※上記3名は2001年7月打上げ予定のSTS-105/7A.1により帰還予定
なお、ISSとのドッキングは飛行3日目の予定です。