プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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第23回宇宙ステーション利用計画ワークショップの開催について

平成13年6月22日

宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団は、現在軌道上において建設が進められている国際宇宙ステーションの利用に関する我が国及び参加各極の取り組みを紹介し、宇宙環境の利用者の方々との意見交換を通じて、我が国の実験棟「きぼう」を利用した宇宙環境利用実験についての理解を深めて頂くとともに、利用計画の策定に資することを目的としたワークショップを以下により開催致します。
 本ワークショップは、昭和60年より開催し今回で23回目を迎えるものであり、今回は、NASAからの国際宇宙ステーション計画の最新情報報告の他、国際宇宙ステーション利用計画に関する各極宇宙機関からの進捗状況報告及びディスカッションを行うとともに、船内実験室関連の各分野(微小重力科学分野、ライフサイエンス分野、宇宙医学分野)及び船外実験プラットフォーム関連の各分野(地球科学・地球観測分野、宇宙科学・天体観測分野、技術開発分野)においてそれぞれ分科会を開催し、当面の課題等について討論致します。
 なお、商業利用を含めた一般利用については、「きぼう利用シンポジウム」(第1回会合は平成13年3月9日開催)にて別途検討を続けていく予定です。

1. 日時

平成13年7月23日(月) 9:30〜17:00
7月24日(火) 9:30〜17:00
7月25日(水) 9:30〜13:30

2. 開催場所(別紙1参照)

砂防会館 シェーンバッハ砂防 (東京都千代田区平河町2-7-5)

3. 主催者、後援、協賛団体

(主催者)
宇宙開発事業団
(後援)
文部科学省
(協賛団体)
(社)応用物理学会、 (社)化学工学会、 (社)計測自動制御学会、 (社)高温学会、 (社)高分子学会、 (社)精密工学会、 炭素材料学会、 (社)低温工学協会、 (社)電気化学会、 (社)電気学会、 (社)電子情報通信学会、 日本宇宙生物科学会、 (社)日本化学会、 (社)日本機械学会、 (社)日本金属学会、 日本結晶学会、 日本結晶成長学会、 (社)日本航空宇宙学会、 (社)日本材料学会、 日本材料科学会、 (社)日本鉄鋼協会、 日本電気泳動学会、 日本熱物性学会、 (社)日本物理学会、 (社)日本薬学会、 日本マイクログラビティ応用学会、 日本ロボット学会、 バイオメカニズム学会

4. 主な内容(別紙2参照)

1日目 〜国際宇宙ステーション及び「きぼう」の利用をとりまく現状と展望について〜
       ・報告「ISS計画に関する最新情報について」(NASA)
・パネルディスカッション「ISS利用の展望」
 (NASDA、NASA、ESA、CSA、RSA(予定))
・報告「「きぼう」利用多様化に向けた取組」
・講演「先導的応用化研究の現状と展望」
・パネルディスカッション
 「宇宙環境利用の現状と将来〜宇宙開発と宇宙利用の理念〜」
2日目 〜「きぼう」船内実験室等の利用について〜
・微小重力科学分野分科会
・ライフサイエンス分野分科会
・宇宙医学専門分野分科会
・各分科会からの報告
3日目 〜「きぼう」船外実験プラットフォーム等の利用について〜
・地球科学・地球観測分野分科会
・宇宙科学・天体観測分野分科会
・技術開発分野分科会

5. 参加料

無料(一般に公開)

6. 定員

約300名

7. 使用言語

日本語(英語同時通訳)

8. 本件に関する問い合わせ先

宇宙開発事業団 宇宙環境利用研究センター 研究推進課 (TEL: 0298-52-2791)
(財)宇宙環境利用推進センター (TEL: 03-5273-2442)



会場地図



プログラム


開催日:平成13年7月23日(月)、24日(火)、25日(水)
会場:砂防会館 シェーンバッハ砂防

1日目 〜国際宇宙ステーション及び「きぼう」の利用をとりまく現状と展望について〜

2日目 〜「きぼう」船内実験室等の利用について〜

3日目 〜「きぼう」船外実験プラットフォーム等の利用について〜