本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。
1. 主旨
宇宙開発事業団から宇宙輸送関連の研究者や技術者に対し、H-IIAロケットの開発結果及び試験機1号機の準備状況等を報告し、専門家との議論を通じて試験機1号機の打上げに向けた技術的な理解を得る。
2. 開催状況
| ■日時 |
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平成13年6月26日(火)13時〜16時 |
| ■場所 |
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芝パークホテル |
| ■出席者 |
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| 大学関係 |
10名 |
| 関係機関 |
15名 |
| プレス関係 |
6名 |
| 企業等 |
43名 |
| NASDA |
31名 |
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| 105名 |
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3. 議論のまとめ
| ■ |
H-IIAロケットの開発結果について、トータルシステム、アビオニクス、固体ロケットブースタ等についての技術的な質疑応答が行われた。 |
| ■ |
また、試験機1号機の確実な打上げを行うために打上げ延期後にNASDAと各製造メーカが実施してきた品質の再確認作業について、メーカから活動内容と結果について報告があり、質疑応答が行われた。 |
| ■ |
これらの議論を通じてH-IIAロケットの開発及び試験機1号機に対するNASDAの真剣な取り組みについて理解を深めることができたものと考える。 |
| ■ |
なお、今後予定されている打上げ作業についてもさらに一層慎重に対処されるものと期待する。 |