宇宙開発事業団
ロシア航空宇宙庁(RASA)と米国航空宇宙局(NASA)は、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士の緊急帰還機として利用されるソユーズ宇宙船の交換を目的としたソユーズロケット(国際宇宙ステーションへのソユーズ宇宙船交換ミッション(4S))を日本時間4月25日にバイコヌール宇宙基地(カザフスタン共和国)から打ち上げることを決定いたしました。なお、ISSとのドッキングは4月27日、着陸は5月5日 (共に日本時間)の予定です。また今回の飛行には南アフリカ共和国の実業家マーク・シャトルワース氏が搭乗する予定です。
ソユーズ宇宙船は、軌道上での運用寿命が6ヶ月間であるため、定期的に新しいソユーズ宇宙船と交換する必要があります。現在軌道上のISSにドッキングしているソユーズ宇宙船は、日本時間2001年10月21日に打ち上げられたものです。
備考:"4S"はソユーズ宇宙船交換のための4回目のフライトを意味します。
※本情報につきましては、「Human SpaceFlight」でもご覧いただけます。