プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

プリント

ADEOS-II/H-IIA・F4の打上げ結果について

平成14年12月14日

宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団は、平成14年12月14日午前10時31分(日本時間標準時)に、種子島宇宙センターから環境観測技術衛星(ADEOS-II)を搭載したH-IIAロケット4号機(H-IIA・F4)を発射方位角122度で打ち上げました。
 4号機は正常に飛行し、発射後約16分31秒後にADEOS-IIを分離したことを確認しました。

 また、ADEOS-IIからの信号の受信を、フランス国立宇宙研究センター(CNES)の追跡局(仏領ギアナのクールー局)にて午前11時33分(日本時間標準時)に開始し、この信号により太陽電池パドルの展開が終了したことを確認しました。
 なお、環境観測技術衛星(ADEOS-II)の愛称を「みどりII」と命名いたしました。

 今回のH-IIAロケット4号機打上げ実施にご協力いただきました 関係各方面に深甚の謝意を表します。

 なお、ロケット打上げ時の天候は晴れ、北東の風3.7m/s、気温14.6℃でした。