宇宙開発事業団
宇宙開発事業団は、平成14年1月17日に、種子島宇宙センターにおいてH-IIAロケット試験機2号機(H-IIA・F2)の極低温点検を実施し、終了いたしました。
極低温点検は、打上げ当日と同じ手順で液体燃料を充填し、ロケットおよび地上設備の機能等を確認するものです。
今回の極低温点検実施にご協力いただきました関係各方面に、深く感謝いたします。
※本情報につきましては、H-IIAロケット最新情報でもご覧いただけます。
No | 項 目 | 確認項目 | 確認結果 |
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1 | 機体移動に関する作業性確認 | 移動・配管接続に関する作業性・時間等を確認 | ・作業性・時間を確認した。 |
2 | 推進薬等の充填 | 作動手順確認/自動充填機能確認 | ・作業手順/自動充填機能を確認した。(※1)(※2) |
3 | 常温・極低温ヘリウム気蓄器高圧漏洩点検 | 圧力降下量が規定以下であることを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 |
4 | バルブ低温作動確認 | 極低温状態で主要バルブが正常に作動することを確認 | ・正常な作動を確認した。 |
5 | 射場系との電波リンク確認 | テレメータ、レーダ、コマンドの電波リンク確認 | ・電波リンクに問題の無いことを確認した。 |
6 | 機体各部温度計測 | 左記データを取得し、異常なデータがないことを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 |
7 | 酸素ガス/水素ガス濃度検知 | 異常な濃度検知(漏洩)がないことを確認 | ・異常な検知が無いことを確認した。 |
8 | 空調機能確認 | 空調データを取得し、空調機能が良好であることを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 |
9 | タンクベント機能確認 | タンク底部液温が計画通りであることを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 |
10 | 機体インプット定数の再設定手順の確認 | 手順の確認、作業訓練 | ・当該作業を実施し、問題の無いことを確認した。 |
11 | リフトオフ前パージ機能確認 | パージ機能が正常であることを確認 | ・当該作業を実施し、問題の無いことを確認した。 |
12 | 自動カウントダウンシーケンス | 第1段エンジン点火相当秒時までのシーケンスおよび自動緊急停止項目の確認 | ・スローダウン処置、X時刻の再設定を含め、計画通り実施し、評価に必要なデータを取得した。 |
13 | 推進薬等の排出 | 作業手順・時間等を確認 | ― |
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No | 項 目 | 確認項目 | 確認結果 |
---|---|---|---|
1 | 機体移動に関する作業性確認 | 移動・配管接続に関する作業性・時間等を確認 | ― |
2 | 推進薬等の充填 | 作動手順確認/自動充填機能確認 | ・作業手順/自動充填機能を確認した。 |
3 | 常温・極低温ヘリウム気蓄器高圧漏洩点検 | 圧力降下量が規定以下であることを確認 | (推進薬排液作業時に詳細データを取得中) |
4 | バルブ低温作動確認 | 極低温状態で主要バルブが正常に作動することを確認 | ・正常な作動を確認した。 |
5 | 射場系との電波リンク確認 | テレメータ、レーダ、コマンドの電波リンク確認 | ・電波リンクに問題の無いことを確認した。 |
6 | 機体各部温度計測 | 左記データを取得し、異常なデータがないことを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 |
7 | 酸素ガス/水素ガス濃度検知 | 異常な濃度検知(漏洩)がないことを確認 | ・異常な検知が無いことを確認した。 |
8 | 空調機能確認 | 空調データを取得し、空調機能が良好であることを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 |
9 | タンクベント機能確認 | タンク底部液温が計画通りであることを確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 |
10 | 機体インプット定数の再設定手順の確認 | 手順の確認、作業訓練 | ・当該作業を実施し、問題の無いことを確認した。 |
11 | リフトオフ前パージ機能確認 | パージ機能が正常であることを確認 | ・当該作業を実施し、問題の無いことを確認した。 |
12 | 自動カウントダウンシーケンス | 第1段エンジン点火相当秒時までのシーケンスおよび自動緊急停止項目の確認 | ・評価に必要なデータを取得した。 |
13 | 推進薬等の排出 | 作業手順・時間等を確認 | (実施中) |