宇宙開発事業団
宇宙開発事業団(NASDA)では、宇宙インフラの開発・利用を通じて、これからのIT社会に貢献するため、超高速インターネット社会実現に向けた宇宙インフラの研究開発の一環として「i-Spaceパイロット実験」を開始しています。
今回、平成13年度「i-Spaceパイロット実験」についての研究成果を発表し、その成果を広く公開するためi-Spaceワークショップを下記のとおり開催致します。
なお、「i-Spaceパイロット実験」に関しては、別紙1をご参照ください。
1 実施日 | : | 平成14年7月25日(木) 10:10〜15:40 |
2 場所 | : | 日本科学未来館7FみらいCANホール(江東区青海2丁目41番地) |
3 アジェンダ | : | プログラム |
4 主催者 | : | 宇宙開発事業団 |
5 参加料 | : | 無料 |
6 定員 | : | 約300名 |
7 パイロット実験の実施状況概要ホームページ : | ||
i-Spaceパイロット実験 | ||
8 申込み | : | 宇宙開発事業団 衛星ミッション推進センター TEL:03-3438-6263 FAX:03-5402-6517 本ワークショップは当日の参加申し込みも出来ますが、受付の混雑緩和のため、予め下記ホームページから事前申し込みにご協力下さい。 なお、本ワークショップ終了後、懇親会(有料)を計画しております。 同様にホームページから事前申し込みにご協力ください。 ■ 2002 i-Spaceパイロット実験ワークショップ |
宇宙開発事業団(NASDA)では、超高速インターネット社会実現に向けた宇宙インフラ研究開発の一環である「i-Space利用実験計画」を開始しています。
この計画では、現在開発中の技術試験衛星VIII型(ETS-VIII)、超高速インターネット衛星(WINDS)、研究中の準天頂衛星システム等を用いてインターネット、教育、医療、災害対策、ITSなどの幅広い分野における衛星利用を推進するための技術開発や、実証実験を行います。
NASDAは衛星利用の推進のために、現在開発中の衛星の有効性を実証し、利用実験に向けた先導的役割であるパイロット実験を様々なアプリケーション分野において実施しており、平成13年度において以下の9件の実験テーマを選定・実施しています。
1 | IPv6マルチキャスト配信(同報性に関する実験) |
2 | Ka-Band通信を利用した高速インターネット接続環境構築に関する研究開発 |
3 | 衛星航空通信によるリアルタイムデータ転送 |
4 | 被災地との緊急連絡や医療等サービスにおける衛星利用の有効性と要求条件のとりまとめ |
5 | 屋外の学習環境と教室を結ぶフィールド教育 |
6 | 超小型地球局を用いた無線インターネット技術とこれを利用したデジタルデバイド解消の可能性に関する実験 |
7 | 海洋における大容量リアルタイム通信技術による「深海底からの科学教室」 |
8 | モバイル・ホスピタル(移動病院) |
9 | 在宅医療(モバイル診療室、病室)とモバイル・ホスピタルへの利用実験 |
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