宇宙開発事業団
本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。
韓国航空宇宙研究所(KARI)と宇宙開発事業団(NASDA)との間で行われている国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」に関する協力の可能性検討の状況について報告する。
(1) | 平成13年8月2日にNASDAがKARIを訪問し、ISS利用および宇宙飛行士訓練等に関する意見交換を行った。次回はKARIがNASDAを訪問し、「きぼう」等の施設見学と合わせてNASDAとの協力について協議することとした。 |
(2) | 平成13年11月21日〜22日に韓国航空宇宙研究所(KARI)の衛星運用・応用センター長以下2名が筑波宇宙センターを訪問し、「きぼう」等の施設見学を行うとともに、KARIとの協力について打合せを行った。 |
(3) | KARIの提案に基づき、今後ISS計画に関する協力の可能性の検討(フィージビリティスタディ)を開始するため、検討の枠組みに関する合意文書の調整を行うこととした。 |
(1) | ISS計画に関するKARI/NASDA協力の可能性検討の枠組み合意 KARI/NASDAの共同活動の可能性に関する検討の枠組みについて、KARI衛星運用・応用センター長とNASDA宇宙環境利用システム本部副本部長との間で、平成14年1月下旬に合意文書を取り交わす方向で調整を行っている。(別紙参照) |
(2) | 韓国におけるISS利用ワークショップ及び「きぼう」利用の需要調査 KARIは、韓国内の大学等の研究者に対して、ISS利用の可能性について紹介し、研究者の関心を高めることを目的に、平成14年春頃に韓国でワークショップ開催を計画。NASDAにも講師派遣を依頼。 KARIはこのワークショップに先立ち、韓国内の大学等の研究者を対象に、ISSの利用需要調査を行うことを計画している。 |
(1) | 平成14年1月下旬、韓国KARIで行われるKARI/NASDA会合にて、ISS計画における共同活動に関する可能性検討の実施に関する合意。 |
(2) | 平成14年春頃、KARIが韓国の研究者を対象とするISS利用ワークショップを開催予定。日本から講師派遣等による参加を予定。KARIは、これに先立ち韓国内で「きぼう」 等搭載実験装置の利用需要調査を予定。 |
1. 合意文書の位置付けISS計画における韓国航空宇宙研究所(KARI)と宇宙開発事業団(NASDA)(以下「両機関」という)の将来の共同活動の可能性を検討するため、その実施のための枠組みに関する合意を明確にするもの。 |
2. 主な内容(1)目的 |
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(2)タスクフォースチームの設置 |
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(3)その他 |
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