宇宙開発事業団
本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。
◆ | 日本、米国、欧州、カナダ、ロシアの計15ヶ国が共同して行う平和目的の国際協力プロジェクト。 |
◆ | 低軌道(約400km)の地球周回軌道上で組み立てられる有人ステーション。 |
◆ | 搭乗員は日本人搭乗員を含め7名(本格運用時)。 |
◆ | 我が国は、日本の実験棟(JEM:愛称「きぼう」)をもって参加。JEM並びに搭載実験装置の開発及び運用施設の整備・運用、JEMのスペースシャトルによる打上げの代わりとして生命科学実験施設(セントリフュージ)の開発、共通的運用経費の代替として打ち上げる宇宙ステーション補給機(HTV)の開発を実施。 |
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従来、我が国のISS計画は、
■有人宇宙技術等の先端技術開発 ■宇宙環境利用 を2つの柱として推進。 |
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■ | ISS初期段階の目標は、科学的利用の有効性を早期に提示すること。そのために人的・技術的基盤の整備、研究者コミュニティの育成、領域の開拓を実施中。 |
■ | 現時点までに、宇宙環境利用の有望分野の絞込み、国際的コミュニティでの日本のサイエンスのプレゼンスの達成、実利用の潜在ユーザーの発掘などを実現。 |
■ | JEMの打上げ・組立検証後に開始される初期運用段階での軌道上実験に用いる共通実験装置について、プロトフライトモデル(PFM)の製作・試験を実施中。 |
■ | 今後、軌道上での運用を通じて、共通基盤的な実験技術の検証を行う。 |
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温度勾配炉 | 画像取得処理装置 | 細胞培養装置 | クリーンベンチ |
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溶液・蛋白質結晶成長実験装置 | 流体物理実験装置 | 帯域炉 |