宇宙開発事業団
通信・放送機構
科学技術振興事業団
宇宙開発事業団(NASDA)、通信・放送機構(TAO:総務省認可法人)、科学技術振興事業団(JST)の日本科学未来館は、国際宇宙ステーション(ISS)を利用した宇宙授業「宇宙に好奇心!〜国際宇宙ステーションとインターネットでつくる宇宙授業〜」を下記のとおり行います。これは、昨年6月6日の宇宙授業「宇宙ステーションと話そう〜毛利宇宙飛行士のインターネットライブ〜」及び昨年11月21日の「ISS-SCS宇宙講座」に続いて行われるものです。
今回の宇宙授業は、日本科学未来館をメイン会場に、総務省と文部科学省の連携事業としてTAOが実施している学校インターネット事業の参加校生徒や、総務省の補助を受け地域内高速ネットワーク(地域イントラネット)を整備している一部の地域の生徒に対して、メイン会場にいる毛利衛宇宙飛行士(日本科学未来館館長)が遠隔授業を行うものです。さらに、ISSにも接続し、そこに滞在している宇宙飛行士と直接交信を行います。
日本科学未来館と地域イントラネットの間は、TAOが整備運用する研究開発用ギガビットネットワークを利用して接続されます。
今回の宇宙授業においては、マルチキャストによるライブ配信技術を生かし、学校インターネット参加校へのライブ配信を行い、次世代高速ネットワークの有用性の検証を行います。また、地域イントラネット接続校にも宇宙授業のライブ配信を行い、教育現場での地域イントラネットの利用拡大を促進することを目的とするものです。
なお、国際宇宙ステーションの運用状況により、日程延期もしくは中止の可能性がありますのでご了承ください。
1.日時 | : | 平成14年9月25日(水) 午後4時30分〜6時30分(予定) |
2.場所 | : | (1)会場: 日本科学未来館(メイン会場、東京都江東区) (2)代表校:(注1) ・潮来市立潮来第二中学校(茨城県) ・三条市立第四中学校(新潟県) ・浜松市立北部中学校(静岡県) ・箕面市立第二中学校(大阪府) ・岡山市立西大寺中学校(岡山県) (3)一般参加校:(注2) |
3.授業のレベル | : | 中学生程度 |
4.主催 | : | 宇宙開発事業団(NASDA)、通信・放送機構(TAO)、 科学技術振興事業団(JST) |
注1)これら5校は、双方向通信によりISSにいる宇宙飛行士との交信を行います。 注2)全国の学校から参加 |
1.内容
今回実施する宇宙授業は、各地の学校にいる子供たちと日本科学未来館にいる毛利衛宇宙飛行士とが、学校インターネット・地域イントラネットを利用して双方向の遠隔授業を行うものです。 2.授業の流れ2.1予習宇宙授業実施に先立ち、NASDAのホームページ上にISSについての理解を深めることを目的としたページを公開し、参加校の生徒等が独自に宇宙やISSについて学習を行うことができます。このホームページは、9月2日から利用でき、宇宙授業で行う宇宙飛行士への質問などの募集も行います。 ホームページのURL: http://jem.tksc.nasda.go.jp/education/このホームページは、宇宙授業当日の模様を動画映像で見るためのホームページにもなり、科学館等学校インターネット以外からの参加者は、このホームページにアクセスし、イベントに参加できます。(学校インターネット・地域イントラネット参加校以外で事前登録の無い箇所からは、イベントの模様はご覧になれません) また、今回は、NASDAがあらかじめ設定した宇宙に関する課題について、参加者が事前に学習していただき、その内容を各学校でホームページ等を利用して発表していただきます。各学校のホームページのアドレスは上記のホームページで紹介し、自由に閲覧することが可能です。(ホームページの作成は宇宙授業の参加への条件となるものではありません) 2.2ライブイベント
宇宙授業では、生徒たちの興味と質問を軸に、宇宙での生活について学習します。 毛利宇宙飛行士の仲介により代表校の生徒たちが、ISSに滞在している宇宙飛行士と直接対話します。またやりとりは、代表校・参加校および科学館等で動画視聴をしているすべての人に同時通訳で伝えます。毛利宇宙飛行士が仲介した質問は、音声のみISSの宇宙飛行士へ送ります。 3.参考これまでに実施したISSを利用した宇宙授業
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