プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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国際宇宙ステーション組立スケジュールの一部変更について

平成14年10月16日

宇宙開発事業団

 1998年11月より建設が開始されている国際宇宙ステーション(ISS)について、参加各極(日本、米国、欧州、カナダ及びロシア)は、テキサス州NASAジョンソン宇宙センターで、現地時間の10月15日、宇宙基地管理会議(SSCB)において組立スケジュールの協議を行い、組立スケジュール(添付参照)を変更することに合意しました。
なお、野口宇宙飛行士搭乗フライトは、2003年3月以降となります。(打上げ期日については全て目標となりますので、以後の変更にご注意ください)

添付1: 一部変更された組立スケジュール
添付2: 平成12年8月25日に発表した国際宇宙ステーション組立スケジュール Rev.F

※ 本情報につきましては、下記ページでもご覧いただけます。



■一部変更された組立スケジュール

期 日フライト番号主な打上げ要素
2002年11月 11A P1トラス
2003年 3月以降 ULF1 利用補給フライト (※)
5月 12A P3/4トラス、太陽電池パネル
7月 12A.1 P5トラス、補給艤装フライト
10月 13A S3/4トラス、太陽電池パネル
11月以降 13A.1 補給艤装フライト
2004年1月 15A S6トラス、太陽電池パネル
2月 10A ノード2
7月 ULF2 利用補給フライト
9月 ATV1 欧州輸送機
10月 1E 欧州実験棟
2005年 1月 UF-3 補給艤装フライト
4月 UF-4 カナダ特殊目的マニピュレータ
7月 UF-5 補給艤装フライト
10月 UF-4.1 補給艤装フライト
2006年 1月 UF-6 補給艤装フライト
3月 1J/A 「きぼう」船内保管室
7月 1J 「きぼう」船内実験室、
「きぼう」ロボットアーム
10月 ULF3 利用補給フライト
11月 3R 汎用ドッキングモジュール
2007年 1月 9A.1 多目的モジュール、
科学電力プラットフォーム
4月 UF-7 生命科学実験施設(セントリフュージ)
6月 2J/A 「きぼう」船外実験プラットフォーム、
「きぼう」船外パレット
11月 ULF5 利用補給フライト
11月 HTV-1 宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機
2008年1月 14A キューポラ
※野口宇宙飛行士搭乗フライト




■国際宇宙ステーション組立スケジュール Rev.F(2000年8月)

打上げ期日フライト番号打上げ要素
1998年11月20日 1A/R FGB
1998年12月4日 2A ノード1
1999年5月27日 2A.1 補給艤装フライト
2000年5月19日 2A.2a 補給艤装フライト
2000年7月12日 1R サービスモジュール
2000年9月 2A.2b 補給艤装フライト
2000年10月 3A Z1トラス(若田 飛行士)
2000年10月 2R ソユーズTM  (a)
2000年11月 4A P6トラス、太陽電池パネル
2001年1月 5A 米国実験棟
2001年2月 5A.1 補給艤装フライト 
2001年3月 4R ドッキング室1
2001年4月 6A 米国実験棟用ラック、カナダロボットアーム
2001年5月 7A エアロック
2001年6月 7A.1 補給艤装フライト
2001年10月 UF1 実験ラック
2002年1月 8A S0トラス
2002年2月 UF2 実験ラック
2002年5月 9A S1トラス
2002年6月 ULF1 利用補給フライト
2002年10月 11A P1トラス
2002年10月 9A.1 科学電力プラットフォーム(SPP)、欧州ロボットアーム(ERA)
2002年12月 12A P3/4トラス、太陽電池パネル
2003年2月 12A.1 P5トラス、補給艤装フライト
2003年4月 13A S3/4トラス、太陽電池パネル
2003年6月 13A.1 補給艤装フライト
2003年8月 3R 汎用ドッキングモジュール(UDM)
2003年8月 5R ドッキング室2
2003年10月 UF4 カナダ特殊目的マニピュレータ、曝露ペイロード輸送パレット 
2003年11月 10A ノード2
2004年2月 1J/A きぼう船内保管室、SPP太陽電池パネル、SMシールド
2004年4月 ATV 欧州輸送機
2004年5月 1J きぼう船内実験室、きぼうロボットアーム
2004年6月 10A.1 米国推進モジュール
2004年9月 UF3 実験ラック、きぼう用ラック
2004年10月 1E 欧州実験棟(APM)
2005年1月 2J/A きぼう船外実験プラットフォーム、きぼう船外パレット、キューポラ
2005年2月 UF5 実験ラック
調整中 9R ドッキング保管モジュール
2005年5月 14A SPP太陽電池パネル、SMデブリシールド
2005年6月 UF6 実験ラック
2005年7月 20A ノード3、生命維持システムラック
2005年8月 8R ロシア研究モジュール#1
2005年9月 16A 米国居住棟
2005年10月 17A ノード3システムラック、搭乗員緊急帰還機用アダプター
2005年12月 18A 搭乗員緊急帰還機#1
2006年1月 19A システムラック  (b)
2006年3月 15A S6トラス、太陽電池パネル
2006年3月 10R ロシア研究モジュール#2
2006年4月 UF7 生命科学実験施設(セントリフュージ)