プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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「宇宙環境利用事業促進室」発足について
〜通称:きぼう利用相談室〜

平成14年3月11日

宇宙開発事業団

 国際宇宙ステーション(ISS)は、日本を含む世界15ヶ国の協力によって、1998年に建設が開始されており、すでに2000年10月からは、3人の宇宙飛行士がISSに滞在して、宇宙ステーション組立てや各種実験などを行ってきております。
 宇宙開発事業団(NASDA)は、このISSに取り付ける日本実験棟「きぼう」の開発を進めており、「きぼう」をはじめとする宇宙施設が提供する宇宙環境を、さまざまな分野で広く利用していただけるように取り組んできました。このたび、実際の利用事業の支援をより円滑・効果的に行うため、宇宙環境利用を一括してサポートする窓口として「宇宙環境利用事業促進室」を発足しましたので下記のとおり、お知らせいたします。

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1 名称 宇宙環境利用事業促進室
2 通称 きぼう利用相談室
3 業務開始日 平成14年3月11日(月)
4 場所 〒105-8060 東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービル
宇宙開発事業団 宇宙環境利用事業促進室
電話 03-3438-6639
E-MAIL kibo-sokushin@nasda.go.jp
5 業務概要

 「きぼう」をはじめとした国際宇宙ステーションのほか、米国のスペースシャトルやロシアのソユーズロケット等を用いる宇宙開発事業団の自主利用事業を活用した宇宙環境利用事業のサポートを行います。対象は、産業界を含む広く一般の皆様による科学技術分野(応用化利用)及びそれ以外の多様な分野(一般利用)での宇宙環境利用事業です。

6 業務の具体例

(1) 利用促進業務
潜在的需要の調査、利用事業に係る外部との情報交換のほか、利用希望者からの問い合わせ・御相談に応じます。

(2) 利用者支援業務
申し込み受付後の利用事業の実施における一般的な事務支援のほか、実施部門との間の技術・契約等の調整において、利用者に対し、一括した連絡調整を実施します。

(3) 利用制度の改善に向けての意見集約
宇宙環境利用事業をより改善していくため、一般の皆様から、広く御意見を聴取して参ります。


以上