プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

プリント

データ中継技術衛星「こだま」(DRTS)のミッションアンテナ展開結果について

平成14年9月15日

宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団は、データ中継技術衛星「こだま」に搭載されている2つのミッションアンテナ(フィーダリンク用アンテナ,衛星間通信用アンテナ)の展開運用を、9月15日8時40分(日本標準時、以下同じ)から9月15日10時25分にかけて、筑波宇宙センターからのコマンドにより実施し、衛星からのテレメトリデータにて各ミッションアンテナが正常に展開されていることを確認しました。
 なお、現在衛星の状態は正常です。

 今後、姿勢制御を行い、9月15日19時20分頃に三軸姿勢を確立し、クリティカルフェーズを終了する予定です。
 この結果については、9月15日20時30分以降に発表いたします。


(補足)
・三軸姿勢の確立 衛星に搭載された姿勢制御装置により、衛星の姿勢を進行方向,地球方向,赤道面垂直方向を基準とした姿勢を保持すること。