プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

プリント

データ中継技術衛星「こだま」(DRTS)の初期機能確認フェーズへの移行について

平成14年9月15日

宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団は、平成14年9月10日17時20分(日本標準時、以下同じ)に種子島宇宙センターから打ち上げたデータ中継技術衛星「こだま」の三軸姿勢確立運用を、9月15日14時15分から17時28分にかけて行い、三軸姿勢を確立しました。
 なお、現在衛星の状態は正常です。

 衛星は、これまでの運用をもってクリティカルフェーズを終了し、初期機能確認フェーズへ移行します。
 今後、初期機能確認フェーズでは、軌道制御により衛星を東経90.75度の位置に静止化させるとともに、搭載機器の機能確認試験を実施する予定です。

 おわりに、ロケットの打上げ並びに衛星の追跡管制実施にご協力いただきました関係各方面に深甚の謝意を表します。