宇宙開発事業団
本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。
「こだま」(DRTS)は、下記の通り所定の第1トランスファー軌道に投入され、打上げ約40分後の、チリ大学サンチャゴ局での運用において、太陽電池パドルの展開を確認した。
決定値
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計画値
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遠地点高度 |
36,203Km
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(36,206Km)
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近地点高度 |
449Km
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(450Km)
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軌道傾斜角 |
28.5度
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(28.5度)
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周 期 |
10時間44分
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(10時間44分)
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イベント | 予定日時 | アポジエンジン噴射後の 近地点高度 計画値 (速報値) |
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第1回アポジエンジン噴射(約60分)
【完了】
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11日 9:21頃開始 | 7,791km |
第2回アポジエンジン噴射(約56分) | 12日 11:40頃開始 | 32,358 km |
第3回アポジエンジン噴射(約4分) | 13日 10:43頃開始 | 35,786km |
フィーダリンク用アンテナ、 衛星間通信用アンテナ展開運用 |
14日 9:40頃開始 | - |
ノーマルモード移行 (三軸確立、パドル太陽追尾開始、 ホイールランアップ) |
14日 16:20頃開始 | - |
静止化 | 打ち上げ約30日後に完了 | - |
初期機能確認終了、定常運用へ移行 | 打ち上げ約4ヶ月後に完了 | - |
以上
(担当:衛星総合システム本部衛星プログラム推進部長 長島 隆一)