プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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民生部品・コンポーネント実証衛星「つばさ」(MDS-1)の
スピンアップ、初期太陽捕捉運用の結果について

平成14年2月5日

宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団は、2月5日午前0時25分(日本標準時、以下同じ)より民生部品・コンポーネント実証衛星「つばさ」のスピンアップ運用を行い、衛星が所定の回転数に達したことを確認しました。 引き続き、午前2時4分より「つばさ」の初期太陽捕捉運用を行い、衛星の姿勢が太陽方向に対して所定の角度となったことを確認しました。

 なお、現在衛星の状態は正常です。

 今後の予定としては、2月6日午前2時30分頃にMAST伸展運用を実施します。

(補足)
・スピンアップ運用 衛星の姿勢を安定させるため衛星の回転数を上げる運用。
・初期太陽捕捉運用 衛星の姿勢を制御し、太陽電池パドルを太陽に対し、初めて所定の方向に向ける運用。
・MAST伸展 打上げ時保持されていた磁力計マストを伸展する運用。