プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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民生部品・コンポーネント実証衛星(MDS-1)の
軌道計算結果と今後の運用計画について

平成14年2月4日

宇宙開発事業団

宇宙開発事業団は、民生部品・コンポーネント実証衛星(MDS-1)が、所定の軌道に投入されたことを確認しました。
 軌道は、次の通りです。

決定値 計画値
遠地点高度 35696km ( 35735km)
近地点高度 500km (   500km)
軌道傾斜角 28.5度 (  28.5度 )
周   期 10時間35分 (10時間35分 )

今後、以下のイベントを行う予定です。
 ・スピンアップ(日本時間2月5日 午前1時頃)
 ・初期太陽捕捉(日本時間2月5日 午前4時頃)

なお、現在衛星の状態は正常です。

(補足)
・スピンアップ運用: 衛星の姿勢を安定させるため衛星の回転数を上げる運用。
・初期太陽捕捉運用: 衛星の姿勢を制御し、太陽電池パドルを太陽に対し、初めて所定の方向に向ける運用。