プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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平成14年度「宇宙の日」記念行事
「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2002開催について

平成14年9月3日

宇宙開発事業団

 平成14年9月15日(日)から17日(火)までの3日間、島根県松江市に於いて、「宇宙の日」記念行事として"「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2002"を開催します。
 本フェスティバルは、宇宙や科学の不思議がわかる実験教室や、楽しい工作、ゲームコーナーなどのプログラムイベント(会場:松江テルサ)と、古川聡宇宙飛行士が出演する「スペーストークショー」(会場:くにびきメッセ・15日のみ)の構成で実施します。
 つきましては、"「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2002"の開催概要(別紙)が決定しましたので、お知らせいたします。

ふれあいフェスティバル2002 チラシ (760KB)

(参考)

「宇宙の日」
1992年9月12日、毛利宇宙飛行士がスペースシャトルで宇宙へ飛び立ちました。この年は国際宇宙年(ISY)で、世界中が協力して宇宙のことを考え、地球環境について考えた年でもありました。日本でも、この国際宇宙年をきっかけに末永く宇宙の普及活動を行おうと考え、一般の方々から「宇宙の日」を公募しました。その結果、毛利宇宙飛行士の飛び立った日が選ばれ、以後、9月12日は「宇宙の日」として定着しました。ちなみに92年の読み方と9月12日の読み方は同じ九十二で、日本語の語呂合わせにもなっています。

「宇宙の日」記念行事
1992年の「国際宇宙年」の趣旨である、「一般の人々の宇宙開発に対する理解を深める」ための広報啓発活動の一環として、また「この活動を1992年の国際宇宙年の期間中のみならず今後とも継続して行う」ことを意図して文部科学省、文部科学省宇宙科学研究所、文部科学省国立天文台、独立行政法人航空宇宙技術研究所、宇宙開発事業団、日本科学未来館、(財)日本宇宙フォーラム及び(財)日本宇宙少年団の主催により実施されるものです。本年は、松江市および松江市教育委員会の共催を得て開催されます。



「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2002開催概要


1.主催: 文部科学省、宇宙科学研究所、国立天文台、航空宇宙技術研究所、宇宙開発事業団、日本科学未来館、(財)日本宇宙フォーラム、(財)日本宇宙少年団
2.共催: 松江市、松江市教育委員会
3.実験教室や工作等のプログラムイベントについて
(1) 日  時 平成14年9月15日(日)〜17日(火)午前10:00〜午後5:30 
(2) 場  所 松江テルサ 島根県松江市朝日町478-18(JR松江駅前)
(3) 入  場 無 料
(4) 開催内容
松江テルサ1階全面と7階のドームシアターを使用して、宇宙や科学の不思議がわかる実験教室や工作、ゲームコーナー、星の話、ビデオ上映など、たくさんのプログラムを用意した楽しいことが盛りだくさんの宇宙のお祭りです。どなたでも自由に参加できます。

☆宇宙服試着撮影コーナー
本物そっくりの宇宙服を着て、記念写真撮影が行えます。宇宙飛行士の気分が体験できます。(撮影にはカメラを持参して下さい。)

☆展示コーナー
宇宙で活躍した赤外線望遠鏡の実物や本物そっくりに作ったロケットなどの模型を展示します。
 ・宇宙赤外線望遠鏡
 ・すばる望遠鏡模型
 ・スペースプレーン模型
 ・H-IIAロケット模型
 ・スペースシャトル模型など

☆工作体験コーナー
小さなロケットを作って打ち上げたり、いろんな工作をしたり、ロボットを動かすこともできます。工夫をして自分だけの作品にチャレンジできます。
 ・フィルムケースロケット工作
 ・星座早見盤工作
 ・スカイスクリュー工作
 ・各種ペーパークラフト工作
 ・虫型ロボット操縦
 ・無重力実験など

☆ミニステージ
作ったものを発表したり、自由に遊んだり落書きもできるみんなのステージです。おもしろ実験教室なども行います。

☆ドームシアター
ロケットの歴史や人類初めての宇宙飛行の模様など普段なかなか見られない貴重な映像を上映します。星やロケットなどをテーマとした講演会も開催します。宇宙の物知り博士になれるシアターです。
4.スペーストークショーについて
(1) 日  時 平成14年9月15日(日) 午後2:00〜午後3:30
(2) 場  所 くにびきメッセ国際会議場 島根県松江市学園南1-2-1(JR松江駅より徒歩7分)
(3) 入  場 無 料
(4) プログラム
午後1:30 受付・開場
午後2:00 開演

☆第1部 もっと知りたい宇宙生活
今建設中の「国際宇宙ステーション」で働くことになる宇宙開発事業団・古川聡宇宙飛行士が、宇宙のことを詳しく教えてくれます。宇宙で何をするのか、宇宙ではどんな生活をするのか、宇宙の不思議がわかります。
☆第2部 宇宙飛行士に聞いてみよう
宇宙ってどんなところなの?宇宙ステーションはどうして浮いているの?宇宙についてわからなかったことをドンドン質問しよう。古川宇宙飛行士が、宇宙の「?」にこたえます。

☆第3部 小惑星に名前を付けよう
今募集をしている小惑星の名前を宇宙飛行士と一緒に決定しましょう。君たちが考えた名前が小惑星につくかもしれないよ。(小惑星の名前も募集しています。募集については「5.小惑星名称募集について」をご覧下さい。)

午後3:30 閉会
(5) 参加方法
ア.対象者 小学校3年生〜中学生および保護者
イ.募集人数 約500名 ※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
ウ.応募方法 ハガキまたはFAXで、次の事項をご記入の上、下記応募先までお送りください。
1通につき、5名までお申し込みいただけます。
 ・参加代表者の氏名・郵便番号・住所・電話番号
 ・参加する小・中学生の氏名・学校名・年齢
 ・同伴する保護者の氏名(2名まで可)
 ※身体障害者の方もご参加頂けますので、その旨明記して下さい。
 (聴覚障害者用に、手話通訳対応をいたします。)
(6) 応募先 松江市教育委員会 生涯学習課
「宇宙の日」スペーストークショー係
〒690-8540 松江市末次町86番地
TEL.0852-55-5288 FAX:0852-55-5543
(7) 応募締切 平成14年9月10日(火)必着
5. 小惑星名称募集について
「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2002の松江市での開催を記念して、まだ正式に名称のついていない小惑星の名前を募集しています。
小惑星は、発見者に国際天文学連合(IAU)から名前を提案する権利が与えられています。今回、小惑星の名前の提案権を持つ発見者が、「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2002の主旨に賛同していただき、募集した名前から「スペーストークショー」に参加した子どもたちと宇宙飛行士全員でIAUへ提案する小惑星の名称を決定することになりました。
このイベントにふさわしい名前や地名にちなんだ名前など、なんでも結構です。みんなで素敵な名前を考えてください。
(1) 小惑星について
小惑星とは太陽の周りを回っている小さな天体です。多くは、火星と木星の間に存在し、小惑星帯と呼ばれています。その数は、現在、軌道がわかっているものだけでも7万個以上です。
昨年大阪で行われた「宇宙の日」記念イベントでは、小惑星に「TAKOYAKI(たこやき)」と名付け、正式な名前としてIAUに承認されました。
(2) 名前を考えるときのルール
ア.ローマ字で表記した場合に16文字を越えないもの。例)たこやき→TAKOYAKI(8文字)
イ. 日本語以外の名前は承認されない場合が多いのでなるべく日本語の名前にしましょう。
ウ.政治家や軍人などの個人名やペットの名前、商品の名前などは付けられません。
(3) プレゼント
・決定した名前を考えてくれた人全員に証明書。
・決定した名前を考えてくれた人の中から、抽選で3名様にH-IIAロケット・クリスタル・ウェイト。
・応募された方々の中から抽選で、100名様にすてきな宇宙グッズ。
 ※抽選結果は発送をもって換えさせていただきます。
(4) 応募方法・締切
ハガキまたはFAXに以下の事項を記入して下記応募先までお送り下さい。
●記入事項 : ア)小惑星の名前と読み方  イ)考えた理由  ウ)氏名  エ)年齢  オ)住所
※小惑星の名前は、イベント当日決定したものを国際天文学連合(IAU)に申請し、承認されると正式に決定します。
(5) 応募先:
 松江市教育委員会 生涯学習課 「宇宙の日」スペーストークショー係
 〒690-8540 松江市末次町86番地 TEL.0852-55-5288 FAX:0852-55-5543
(6) 応募締切:平成14年9月10日(火)消印有効


<応募等に関する問い合わせ先>
 〒690-8540島根県松江市末次町86番地
 松江市教育委員会 生涯学習課 「宇宙の日」係
 TEL.0852-55-5288 FAX.0852-55-5543

<企画・運営等に関する問い合わせ先>
 〒105-0013 東京都港区浜松町1-29-6 浜松町セントラルビル8F
 (財)日本宇宙フォーラム内 「宇宙の日」事務局
 TEL.03-3459-1652 FAX.03-5402-7521