宇宙開発事業団
宇宙開発事業団(NASDA)は、平成14年7月11日打上げ予定のスペースシャトル「コロンビア号」(STS-107)でタンパク質結晶成長実験を実施する予定です。この機会に青少年の方々に宇宙開発や自然科学に対する関心を深めてもらうことを目的に「宇宙実験教育プログラム」を実施いたします。
実験内容 | タンパク質結晶成長実験 |
応募資格 | 高校生または高校と同等の学校の生徒2名以上からなるチーム |
参加費 | 無料 |
応募締切 | 3月22日(金) |
※ 詳細は添付資料「NASDA宇宙実験教育プログラム募集要項」参照。 |
なおSTS-107ミッションの副ミッションサイエンティストであるNASDAの向井千秋宇宙飛行士が、地上で今回の「宇宙実験教育プログラム」のアドバイザーを務めます。
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高校生の皆さん、またとないチャンス到来です。 宇宙を飛行するスペースシャトルの実験室でタンパク質の結晶を作ってみませんか? 一緒にチャレンジしましょう! (向井宇宙飛行士からのメッセージ) |
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添付: | 「補足資料:STS-107宇宙実験教育プログラム実施の経緯」 「STS-107宇宙実験教育プログラムイメージ図」 「STS-107宇宙実験教育プログラムの流れ」 「配布する主な実験キット」 「タンパク質結晶成長実験の原理」 「リゾチーム結晶の出来映え例」 「NASDA宇宙実験教育プログラム募集要項」 「STS-107宇宙実験計画概要」 |
*本情報につきましては、STS-107 タンパク質結晶成長教育プログラムでもご覧いただけます。
宇宙開発事業団(NASDA)では青少年を対象に宇宙開発及び自然科学に対する関心を深めてもらうことを目的に、スペースシャトルの飛行機会並びに国際宇宙ステーションの教育利用枠等のいろいろな機会をとらえて宇宙実験、宇宙授業を継続的に実施してきている。
・ | 毛利宇宙飛行士が搭乗した第一次材料実験計画(FMPT:ふわっと92)では宇宙実験教育プログラム「宇宙授業」を実施。 |
・ | 向井宇宙飛行士が搭乗したSTS-95(1998年)では軌道上での植物育成宇宙実験に対応した地上対照実験を小学生を対象に実施。 |
・ | 毛利宇宙飛行士の2度目の搭乗となったSTS-99(2000年)では液体挙動観察実験、レーダー電波反射実験、EarthKAMプログラムを実施。 |
・ | 2001年6月及び11月にはISS第二次長期滞在クルー並びに第三次クルーとの教育イベント(宇宙授業)を実施。 |
今回のSTS-107で行う宇宙実験教育プログラムについては、NASDAが、生物学上の基礎実験及び医薬品への応用研究を目的に、蛋白質結晶成長実験を行う機会をとらえて、高校生を対象にした宇宙実験教育イベントとして企画した。実施については、スペースハブ社による教育向けサービスを前提として、蛋白質結晶成長セル利用の可否について同社に打診したところ、利用可能との回答を得て、実施の運びとなった。
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タンパク質溶液から沈殿剤溶液に水分が移動し、タンパク質溶液の濃度が上がる | ![]() |
溶液中のタンパク質が結晶化 |
タンパク質溶液・沈殿剤溶液の濃度・量を変えることで結晶のでき方が変化する | ![]() |
より良い結晶化の条件を探そう! |
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宇宙開発事業団(NASDA)は、生物学上の基礎になる研究や医薬品への応用に対する研究等を目的として、スペースシャトルに搭載されるタンパク質結晶成長実験装置を利用して、宇宙実験を行い、各種タンパク質とその結晶に関する研究を行います。 NASDAはこの宇宙実験の機会を利用して、タンパク質の結晶実験を行う高校生のチームを募集します。
1. 目的:人体の最小単位をつかさどる重要な要素の一つ、タンパク質。このタンパク質に関する自由な実験・研究を行うことを通して、タンパク質とは何か、タンパク質の構造と機能、無重力を利用する実験の意義などについて、学んでいただける機会を提供します。 2. 実施内容:
3. 応募資格:
高校生または高校と同等の学校の生徒2名以上からなるチーム
※高専の場合は、高校相当の学年の方でお願いします
※同一学校からの複数チームの応募は可能です ※応募資格を満たしていなければ、募集は受け付けられませんので、注意してください 4. 表彰:
各種表彰があります。 5. スケジュール:
6. 参加費:
無料
7. 応募方法:下記事項を明記して、郵送、FAX、電子メールのいずれかの方法で、送付先までお送りください。
8. 応募用紙の送付先:
9. 応募締め切り:
平成14年3月22日(金) 10. 問い合わせ先:
(財)宇宙環境利用推進センター 宇宙実験教育プログラム担当 11. 注意:応募書類・レポートは、返却いたしません。 12. 主催:宇宙開発事業団 13. 事務局:(財)宇宙環境利用推進センター 14. 後援:日本科学未来館(予定) |