プレスリリース

このプレスリリースは宇宙開発事業団(NASDA)が発行しました

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宇宙からの東京湾の水質監視について
-東京湾の植物プランクトン濃度、濁りなどの分布の衛星観測に挑戦-

平成14年3月8日

宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団(NASDA)と横浜市環境科学研究所は、「地球観測衛星デ-タを利用した東京湾の水質モニタリング手法開発」に関する共同研究を平成11年度から平成12年度にかけて実施し、このたび成果がまとまりましたので、発表いたします。
 本共同研究の中で、衛星デ-タと海上水質観測デ-タを組み合わせ、植物プランクトン濃度、濁度、透明度及び水温分布を推定する簡易なモデルを構築し、はじめて東京湾の水質分布の把握を可能にしました。
 今後、地球観測衛星による東京湾の水質監視への実用化促進に寄与するとともに、NASDAが平成16年度に打ち上げを予定している陸域観測技術衛星(ALOS)の実利用に貢献します。

参考: リーフレット「宇宙からみた東京湾」(PDF2.5MB)
東京湾を含む閉鎖水域の水質監視における衛星デ-タの利用促進を図り、本研究成果の一端を公表するために作成しました。



宇宙からの東京湾の水質監視について
-東京湾の植物プランクトン濃度、濁りなどの分布の衛星観測に挑戦-

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