2012年9月18日 更新
「こうのとり」3号機搭載i-Ball、大気圏再突入時のデータを取得

宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)に搭載した再突入データ収集装置(i-Ball)は、日本時間9月14日午後2時27分、「こうのとり」3号機とともに大気圏に再突入し、午後3時03分頃、西経129.017度、南緯51.867度(チリ西方沖の南太平洋)に着水したことが確認されました。
所定のデータが正常に受信されており、現在詳細な解析作業を進めております。
画像:カプセル後方カメラで撮影した「こうのとり」の一部(高度約70km地点)[出典:JAXA/IHIエアロスペース]
2012年9月14日 更新
「こうのとり」3号機が大気圏へ再突入。ミッション完遂!

9月13日に国際宇宙ステーション(ISS)から離脱した宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)は、9月14日14:27(日本時間)頃に大気圏に再突入しました。
「こうのとり」3号機は、ISSへの物資輸送を完遂し、本日の再突入をもって、約56日間にわたる全ミッションを終えました。
ミッションを応援してくださった皆さま、ありがとうございました。
2012年9月11日 更新
「こうのとり」3号機の分離&大気圏再突入時にライブ中継実施!

宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)は、9月13日0:50頃(日本時間)に国際宇宙ステーション(ISS)から分離し、9月14日14:24頃に大気圏へ再突入する予定です。分離する模様を9月13日(木)0:20頃から、大気圏再突入時のHTV運用管制室の様子を9月14日(金)13:45頃からインターネットでライブ中継する予定です。皆様ぜひご注目ください!
2012年9月7日 更新
「こうのとり」3号機、再突入日時が決定

船外活動に伴い係留期間が延長されていた「こうのとり」3号機が、国際宇宙ステーション(ISS)の不要品を積み込み、ISSから分離する日時が決定しました。
ISSからの分離:9月13日(木)0:50分頃※
大気圏への再突入:9月14日(金)14:24分頃※
※いずれも日本標準時。時刻は実際の運用状況によって前後することがあります。
「こうのとり」3号機は、官民協力のもと、再突入データ収集装置i-Ballを搭載し、大気圏再突入時のデータを取得するとともに、3号機の破壊の様子の取得を試みます。
2012年8月6日 更新
「こうのとり」3号機、曝露パレットの取り付け完了!

8月6日午後9時4分、宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)の曝露パレットが「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームに取り付けられました。
曝露パレットに搭載されているNASAの試験装置は「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)により8月8日に、ポート共有実験装置(MCE)は8月9日に「きぼう」ロボットアームにより国際宇宙ステーション船外の設置箇所に移設される予定です。
2012年7月28日 更新
「こうのとり」3号機、国際宇宙ステーションに結合完了!

7月21日にH-IIBロケット3号機によって打ち上げた宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)は、7月27日21:23(日本時間)に国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームにより把持され、7月28日の2:31にISSとの結合を完了しました。今後は船内貨物、船外貨物がISS搭乗員によって順次ISS内へ移送される予定です。
(写真:「ハーモニー」に取り付けられる「こうのとり」3号機 JAXA/NASA)
2012年7月26日 更新
「こうのとり」3号機、ISSへの道のりをライブ中継!

7月21日に打ち上げられた宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)は、国際宇宙ステーション(ISS)に向けて、高度を調整しながら飛行を続けており、いよいよ7月27日夜〜28日未明にかけてISSとの結合が行われます。
JAXAでは「こうのとり」3号機のISSへの接近・把持・結合の模様を、ライブ中継いたします。ISSへの接近〜ロボットアームによる把持は27日20:10から約1時間、ISSへの結合は同日23:15から約2時間の放送を予定しております。ぜひご覧ください。
また、特設サイトでは、手作りした「こうのとり」「H-IIBロケット」の画像や、みなさまからの応援メッセージを募集しています。ぜひご参加ください。
(写真:ISSに接近する「こうのとり」2号機 JAXA/NASA)
2012年7月21日 更新
「こうのとり」3号機/H-IIBロケット3号機の打ち上げ成功!

7月21日(土)11時06分18秒に、宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)を搭載したH-IIBロケット3号機を、種子島宇宙センターから打ち上げました。
H-IIBロケット3号機は正常に飛行し、打ち上げ約14分53秒後に「こうのとり」3号機を分離したことを確認しました。
今後「こうのとり」3号機は国際宇宙ステーション(ISS)に接近し、結合する予定です。その模様はライブ中継をする予定ですので、ぜひまたご覧ください。
2012年7月19日 更新
「こうのとり」3号機/H-IIBロケット3号機の打ち上げ時刻決定!ライブ中継は21日(土)10:00から!

宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)を搭載したH-IIBロケット3号機の打ち上げ時刻が、2012年7月21日(土)11:06:18(日本時間)に確定しました。
JAXAでは21日10:00から、種子島宇宙センターからの打ち上げの様子をライブ中継いたします。インターネットで配信するほかJAXA施設や科学館などでパブリックビューイングをしますのでぜひご覧ください。また、打ち上げ特設サイトでは打ち上げを控えたプロジェクトメンバーの意気込みをご紹介しているほか、手作りした「こうのとり」や「H-IIBロケット」の画像や、みなさまからの応援メッセージを募集しています。ぜひご参加ください。
2012年7月18日 更新
7月21日の打ち上げに向け「こうのとり」3 号機は最終準備段階へ

H-IIB ロケットに結合された宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)は、種子島宇宙センターの大型ロケット組立棟(VAB)にて、打ち上げに向けた準備が順調に進んでいます。
7月9日、「こうのとり」3 号機の最終点検が行われ、機体に問題のないことが確認されました。また、7月13日から15日にかけて、打ち上げ時の運用を模擬した最後のリハーサルを実施しました。
「こうのとり」3号機は、7月19日まで引き続き打上げ直前搭載貨物の積込みを行った後、補給キャリア与圧部のハッチ閉鎖など打ち上げに向けた最終準備段階を経て射点へ移動し、打ち上げを迎える予定です。「こうのとり」3 号機は、7月21日午前11時18分頃の打ち上げを目標としています。
2012年7月10日 更新
「こうのとり」3号機、H-IIBロケットと結合

宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)は、7月7日から8日にかけて、フェアリング(ロケットの先端に取り付ける機体を保護するカバー)に格納された状態で、種子島宇宙センターの第2衛星フェアリング組立棟(SFA2)から大型ロケット組立棟(VAB)へ移動しました。
VABへの到着後、「こうのとり」3号機はH-IIBロケット3号機の第2段ロケットに結合されました。
「こうのとり」3号機は、引き続き打ち上げ直前搭載貨物の積込みを行った後、補給キャリア与圧部のハッチ閉鎖や機体の最終点検、バッテリの補充電など打ち上げに向けた最終準備段階を経て射点へ移動し、打ち上げを迎える予定です。「こうのとり」3号機は、7月21日午前11時18分頃の打ち上げを目標としています。
画像:大型ロケット組立棟に移動する「こうのとり」3号機
2012年7月4日 更新
「こうのとり」3号機、H-IIBロケット3号機との結合に向けた準備を実施

宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)は、種子島宇宙センターの第2衛星フェアリング組立棟(SFA2)にて、推進薬充填作業およびバッテリー充電作業を完了した後、機体の外観点検を行い、打ち上げに向けて問題がないことを確認しました。
6月26日から27日にかけて、「こうのとり」3号機はロケット側の台座である衛星分離部(PAF)に結合されました。その後、6月30日から7月1日にかけて、「こうのとり」3号機をフェアリング(ロケットの先端に取り付ける機体を保護するカバー)に格納する作業が行われました。
「こうのとり」3号機は、今後、大型ロケット組立棟(VAB)への移動および H-IIBロケット3号機との結合、打上げ直前搭載貨物の積込みなどを行います。
(写真:フェアリングに格納される「こうのとり」3号機)
2012年6月21日 更新
ライブ中継先&応援メッセージ募集開始!

JAXAでは、H-IIBロケット3号機によるこうのとり3号機打ち上げの模様を、種子島宇宙センターからインターネットを通じて生中継する予定です。
この映像を、インターネット、携帯電話・スマートフォン、タブレット端末などに配信していただける配信会社、放送していただける放送局(CS、CATV局、IP放送局含む)、パブリックビューイングしていただける科学館、街頭ビジョン、学校などを公募します。一緒に、「こうのとり」ミッションを応援してください !
また、Twitterによる応援メッセージの募集も開始いたしました。こうのとり/H-IIBロケットとプロジェクトチームへ、打ち上げに向けた応援メッセージをお待ちしています。