プレスリリース

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平成17年「宇宙の日」記念行事
全国小・中学生作文絵画コンテスト
最終審査結果について

平成17年9月7日

文部科学省
宇宙航空研究開発機構

 文部科学省、自然科学研究機構国立天文台、宇宙航空研究開発機構、日本科学未来館、(財)日本宇宙フォーラム、(財)日本宇宙少年団におきましては、「宇宙の日」の記念行事として、小・中学生を対象に全国の科学館、博物館58館の協力により「全国小・中学生作文絵画コンテスト」を実施しました。このほど入選作品が決定しましたのでお知らせいたします。

 なお、作文・絵画入選作品は、9月17日(土)から9月25日(日)まで「2005年日本国際博覧会(愛・地球博)」の会場(モリゾー・キッコロメッセ)、10月8日(土)から15日(土)までリバーウォーク北九州、10月16日(日)から21日(金)まで「第56回国際宇宙会議福岡大会」の会場(マリンメッセ福岡)及び、11月1日(火)から11月30日(水)まで宇宙航空研究開発機構東京事務所情報スペース「JAXA i 」にて展示します。

 また、「全国小・中学生作文絵画コンテスト」の表彰式につきましては、10月16日(日)に「第56回国際宇宙会議福岡大会」の会場(福岡国際会議場)にて実施します。

作文の部:
絵画の部:
<本件に関するお問い合わせ先>

文部科学省 研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付
TEL:03-6734-4151

宇宙航空研究開発機構 広報部
TEL:03-6266-6413〜6



参 考

「宇宙の日」記念行事とは、1992年の「国際宇宙年」の趣旨である、「一般の人々の宇宙開発に対する理解を深める」ための広報普及活動の一環として、また「この活動を1992年の国際宇宙年の期間中のみならず今後とも継続して行う」ことを目的として文部科学省、自然科学研究機構国立天文台、宇宙航空研究開発機構、日本科学未来館、(財)日本宇宙フォーラム及び(財)日本宇宙少年団の共催により実施されるものです。

9月12日は、 広く一般から募集した結果、「宇宙の日」として選定されました。

「宇宙の日」の選定にあたっての応募者からの主な理由
★毛利衛宇宙飛行士が「ふわっと'92」の宇宙実験にスペースシャトルで飛び立った日。
★国際宇宙年を記念して92年の九十二からの語呂合わせ。



□全国小・中学生作文絵画コンテスト〈作文の部〉

(1) 募集概要

・主 催: 文部科学省、自然科学研究機構国立天文台、宇宙航空研究開発機構、日本科学未来館、(財)日本宇宙フォーラム、(財)日本宇宙少年団、参加科学館・博物館
・協 力 第56回国際宇宙会議福岡大会日本組織委員会※
・テーマ: 「宇宙とわたし」(題名は自由)
・部 門: 小学生部門、中学生部門
・募集等概要: 全国51館の科学館・博物館の協力を得て実施
募集期間:平成17年5月11日(水)〜7月15(金)
応募者は、それぞれ最寄りの参加科学館・博物館等へ作品を提出
※参考情報「第56回国際宇宙会議(IAC)福岡大会について」を参照。

(2) 応募状況

 7月15日(金)の締切日までに、各科学館等に対して以下のとおり応募がありました。

小学生部門 880点
中学生部門 1,219点
合 計 2,099点

(3) 審査等の概要

ア.科学館等審査

 各科学館等に応募された作品を、それぞれの科学館等において審査し、小学生部門及び中学生部門ごとに最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)、佳作(3点)を選定しました。(ここで入選された方には各科学館等で表彰を行います。)

イ.最終審査

  1. 各科学館等において選定された各部門ごとの最優秀賞(各1点)を「宇宙の日」事務局に送付していただき、最終審査委員会において文部科学大臣賞、国立天文台長賞、宇宙航空研究開発機構理事長賞、日本科学未来館館長賞、(財)日本宇宙フォーラム理事長賞、(財)日本宇宙少年団理事長賞、国際宇宙連盟(IAF)※会長賞を各部門からそれぞれ1点、計14点を選定しました。(各科学館から寄せられた「最優秀賞」の作品数は、小学生部門33点・中学生部門21点でした。)
    ※参考情報「第56回国際宇宙会議(IAC)福岡大会について」を参照。
  2. 最終審査の結果、作文の部入選作品・入選者は次のとおりです。
ア.小学生部門
文部科学大臣賞 「宇宙と地球と私とロボット」
 猪川 真琴(いかわ まこと)
  (奈良市立伏見小学校6年生)
国立天文台長賞 『「みらいのぼくより」』
 佐藤 有悟(さとう ゆうご)
  (吉井町立南陽台小学校2年生)
宇宙航空研究開発機構理事長賞 「宇宙飛行士MARIN」
 伏見 真凜(ふしみ まりん)
  (横浜市立緑小学校3年生)
日本科学未来館館長賞 「五億年前の地球人」
  兼信 遥里(かねのぶ はるり)
   (倉敷市立富田小学校5年生)
(財)日本宇宙フォーラム理事長賞 「チョウが住む星」
 上坂 賢司(うえさか けんじ)
  (丸岡町立長畝小学校5年生)
(財)日本宇宙少年団理事長賞 「たろべえ地球旅行記」
 長谷川 隆朗(はせがわ たかあき)
  (北海道教育大学附属釧路小学校3年生)
国際宇宙連盟(IAF)会長賞 「宇宙へはばたけ僕の夢」
 野中 成淳(のなか じょうじゅん)
   (鹿児島市立田上小学校4年生)
イ.中学生部門
文部科学大臣賞 「宇宙のバリアフリー」
 手塚 香里(てつか かおり)
  (高根沢町立北高根沢中学校3年生)
国立天文台長賞 「宇宙開発と科学者達」
 菅野 仁紀(かんの まさき)
  (福島市立北信中学校3年生)
宇宙航空研究開発機構理事長賞 「僕が作る未来」
 上坂 宣基(うえさか のぶき)
  (丸岡町立丸岡中学校2年生)
日本科学未来館館長賞 「イオの地より」
  佐藤 華純(さとう かすみ)
   (由利本荘市立本荘東中学校2年生)
(財)日本宇宙フォーラム理事長賞 「そして私は」
  山本 華菜子(やまもと かなこ)
  (北海道教育大学附属釧路中学校2年生)
(財)日本宇宙少年団理事長賞 「十二歳の私へ」
 飯村 桃子(いいむら ももこ)
  (つくば市立大穂中学校1年生)
国際宇宙連盟(IAF)会長賞 「ジョバンニの銀河・それぞれの宇宙」
 菅原 紗也香(すがわら さやか)
   (札幌市立手稲中学校1年生)



□全国小・中学生作文絵画コンテスト〈絵画の部〉

(1) 募集概要

・主 催: 文部科学省、自然科学研究機構国立天文台、宇宙航空研究開発機構、日本科学未来館、(財)日本宇宙フォーラム、(財)日本宇宙少年団、参加科学館・博物館
・協 力 第56回国際宇宙会議福岡大会日本組織委員会※
・テーマ: 「宇宙とわたし」(題名は自由)
・部 門: 小学生部門、中学生部門
・募集等概要: 全国54館の科学館・博物館の協力を得て実施
募集期間:平成17年5月11日(水)〜7月15(金)
応募者は、それぞれ最寄りの参加科学館・博物館等へ作品を提出
※参考情報「第56回国際宇宙会議(IAC)福岡大会について」を参照。

(2) 応募状況

 7月15日(金)の締切日までに、各科学館等に対して以下のとおり応募がありました。

小学生部門 16,059点
中学生部門 1,206点
合 計 17,265点

(3) 審査等の概要

ア.科学館等審査

 各科学館等に応募された作品を、それぞれの科学館等において審査し、小学生部門及び中学生部門ごとに最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)、佳作(3点)を選定しました。(ここで入選された方には各科学館等で表彰を行います。)

イ.最終審査

  1. 各科学館等において選定された各部門ごとの最優秀賞(各1点)を「宇宙の日」事務局に送付していただき、最終審査委員会において文部科学大臣賞、国立天文台長賞、宇宙航空研究開発機構理事長賞、日本科学未来館館長賞、(財)日本宇宙フォーラム理事長賞、(財)日本宇宙少年団理事長賞、国際宇宙連盟(IAF)※会長賞を各部門からそれぞれ1点、計14点を選定しました。(各科学館から寄せられた「最優秀賞」の作品数は、小学生部門49点・中学生部門30点でした。)
    ※参考情報「第56回国際宇宙会議(IAC)福岡大会について」を参照。
  2. 最終審査の結果、作文の部入選作品・入選者は次のとおりです。
ア.小学生部門
文部科学大臣賞 安藤 楓(あんどう かえで)
 (横浜市立緑小学校3年生)
国立天文台長賞 佐々木 誠吾(ささき せいご)
 (坂井町立兵庫小学校4年生)
宇宙航空研究開発機構理事長賞 佐藤 隆弘(さとう たかひろ)
 (足利市立南小学校4年生)
日本科学未来館館長賞 紙野 芽実(かみの めぐみ)
 (高砂市立曽根小学校6年生)
(財)日本宇宙フォーラム理事長賞 藤田 翼(ふじた つばさ)
 (旭川市立愛宕東小学校1年生)
(財)日本宇宙少年団理事長賞 竹内 翔祐(たけうち しょうすけ)
 (佐世保市立白南風小学校6年生)
国際宇宙連盟(IAF)会長賞 太田 将成(おおた しょうせい)
 (北九州市立江川小学校5年生)
イ.中学生部門
文部科学大臣賞 浦 志都佳(うら しずか)
 (福岡市立香椎第一中学校3年生)
国立天文台長賞 西山 純世(にしやま すみよ)
 (みなべ町立上南部中学校2年生)
宇宙航空研究開発機構理事長賞 舟橋 安奈(ふなばし あんな)
 (大和郡山市立郡山中学校1年生)
日本科学未来館館長賞 副島 智也(そえじま ともや)
 (佐世保市立三川内中学校3年生)
(財)日本宇宙フォーラム理事長賞 佐久間 夕貴(さくま ゆき)
 (郡山市立高瀬中学校3年生)
(財)日本宇宙少年団理事長賞 岡? 美幸(おかざき みゆき) 
  (倉敷市立新田中学校3年生)
国際宇宙連盟(IAF)会長賞 川野 由貴(かわの ゆき) 
  (さいたま市立土呂中学校1年生)



□全国小・中学生作文絵画コンテスト表彰式

(1)実施概要
  • 開催日時:平成17年10月16日(日) 午前10:00〜10:30
  • 開催会場:福岡国際会議場メインホール
  • 参加対象:主催者賞の受賞者、保護者並びに同伴者(約100名)
  • 実施内容:作文の部/小学生部門・中学生部門、絵画の部/小学生部門・中学生部門ごとに、表彰状と副賞を授与。


(参考情報)

第56回国際宇宙会議(IAC)福岡大会について

1.国際宇宙会議(IAC)の概要

 国際宇宙連盟(IAF:47カ国・156機関が参加する宇宙機関等の国際組織)等が、各国の宇宙関係者の宇宙開発計画及び学術研究成果の発表の場として、毎年秋に世界各国持ち回りで開催している国際会議。同伴者、学生、展示出展者を含めて、全世界から2,500名を超える関係者が参加する、名実共に世界最大の宇宙開発関連会議。第1回会議開催(1950年、パリ)以降、昨年のカナダ・バンクーバー大会で55回の開催を数える(日本では、昭和55(1980)年に第31回会議が東京で開催。)

2.第56回国際宇宙会議(IAC)福岡大会の開催概要
(1) 主催者等
  主 催:日本学術会議、日本航空宇宙学会、IAF、IAA、IISL
  特別協力機関:宇宙航空研究開発機構(JAXA)、情報通信研究機構(NICT)
  後 援:文部科学省等関係省庁、福岡県等地方公共団体

(2) 日程・場所
  平成17年10月16日(日)〜10月21日(金)、福岡国際会議場(学術セッション)、福岡サンパレスホテル(開会式、学術セッション)、マリンメッセ福岡(展示)

(3) 参加者
 56カ国(宇宙先進国は全て参加)・1国際機関(欧州宇宙機関(ESA))の宇宙開発関係者計1,600人

(4) テーマ
  テーマ:「Space for Inspiration of Humankind」  
  セッションテーマ:「科学と宇宙開発」、「宇宙開発応用」、「関連技術」、「将来宇宙開発」等

(5) 主なプログラム
  • 開会式(IAF会長、政府代表者、地方公共団体代表者、松尾弘毅組織委員長による挨拶等)
  • プレナリー・イベント、ハイライト・レクチャー
  • 学術セッション・シンポジウム
  • IISL模擬裁判・宇宙フェア
  • 学生向けプログラム

<本件に関するお問い合わせ先>
IAC2005日本組織委員会事務局 TEL03-3503-8151


宇宙航空研究開発機構 広報部
TEL:03-6266-6413〜6417
FAX:03-6266-6910