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平成18年「宇宙の日」記念行事
全国小・中学生作文絵画コンテストの最終審査結果について

平成18年9月6日

文部科学省
宇宙航空研究開発機構

 平成18年「宇宙の日」記念行事、全国小・中学生作文絵画コンテストの最終審査結果の詳細についてお知らせします。


1.概要:
 4月12日付プレスリリースにてお伝えしておりました、平成18年「宇宙の日」記念行事、全国小・中学生作文絵画コンテストについて、このほど入選作品が決定しましたのでお知らせいたします。


2.募集要項:
 (1)テーマ:「ようこそ私の星へ」
 (2)応募資格:全国の小中学校に在籍している児童・生徒
 (3)応募期間:平成18年4月12日(水)〜7月14日(金)



3.審査結果:
 詳細につきましては、別紙をご覧下さい。

4.その他:
 作文・絵画入選作品は、9月9日(土)から9月10日(日)まで「宇宙の日」ふれあいフェスティバル会場の金沢駅もてなしドーム地下広場、10月4日(水)から10月9日(月)まで日本科学未来館、11月1日(水)から11月30日(木)まで宇宙航空研究開発機構東京事務所情報センター「JAXA i」にて展示します。 また、表彰式につきましては、10月8日(日)に日本科学未来館にて実施します。



(参考)
「宇宙の日」
 1992年9月12日、毛利衛宇宙飛行士がスペースシャトルで宇宙へ飛び立ちました。この年は国際宇宙年(ISY)で、世界中が協力して宇宙のことを考え、地球環境について考えた年でもありました。日本でも、この国際宇宙年をきっかけに末永く宇宙の普及活動を行おうと考え、一般の方々から「宇宙の日」を公募しました。その結果、毛利衛宇宙飛行士の飛び立った日が選ばれ、以後、9月12日は「宇宙の日」として定着しました。ちなみに92年の読み方と9月12日の読み方は同じ九十二で、日本語の語呂合わせにもなっています。

「宇宙の日」記念行事
 1992年の「国際宇宙年」の趣旨である、「一般の人々の宇宙開発に対する理解を深める」ための広報普及活動の一環として、また「この活動を1992年の国際宇宙年の期間中のみならず今後とも継続して行う」という趣旨で、各地でさまざまな行事が開催されています。「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2006は、文部科学省、大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台、独立行政法人宇宙航空研究開発機構、日本科学未来館、財団法人リモート・センシング技術センター、財団法人日本宇宙フォーラム及び財団法人日本宇宙少年団の主催により実施されるものです。



別紙

全国小・中学生作文絵画コンテストの最終審査結果について

□全国小・中学生作文絵画コンテスト〈作文の部〉

(1) 募集概要

・主 催: 文部科学省、自然科学研究機構国立天文台、宇宙航空研究開発機構、日本科学未来館、(財)リモート・センシング技術センター、(財)日本宇宙フォーラム、(財)日本宇宙少年団、参加科学館・博物館
・テーマ: 「ようこそ私の星へ」(題名は自由)
・部 門: 小学生部門、中学生部門
・募集等概要: 全国64館の科学館・博物館の協力を得て実施
募集期間:平成18年4月12日(水)〜7月14日(金)
応募者は、それぞれ最寄りの参加科学館・博物館等へ作品を提出

(2) 応募状況

 7月14日(金)の締切日までに、各科学館等に対して以下のとおり応募がありました。

小学生部門 1,616点
中学生部門 2,298点
合 計 3,914点

(3) 審査等の概要

ア.科学館等審査

 各科学館等に応募された作品を、それぞれの科学館等において審査し、小学生部門及び中学生部門ごとに最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)、佳作(3点)を選定しました。(ここで入選された方には各科学館等で表彰を行います。)

イ.最終審査

  1. 各科学館等において選定された各部門の最優秀賞(各1点)を「宇宙の日」事務局に送付していただき、最終審査委員会において文部科学大臣賞、国立天文台長賞、宇宙航空研究開発機構理事長賞、日本科学未来館館長賞、(財)リモート・センシング技術センター理事長賞、(財)日本宇宙フォーラム理事長賞、(財)日本宇宙少年団理事長賞を各部門からそれぞれ1点、計14点を選定しました。(各科学館から寄せられた「最優秀賞」の作品数は、小学生部門37点・中学生部門25点でした。)
  2. 最終審査の結果、作文の部入選作品・入選者は次のとおりです。
ア.小学生部門 入選作品
文部科学大臣賞 「みんなで笑おう」
 岡田 智実(おかだ ともみ)
  (交野市立妙見坂小学校4年生)
国立天文台長賞 「シュークリームがやって来た」
 上坂 賢司(うえさか けんじ)
  (坂井市立長畝小学校6年生)
宇宙航空研究開発機構理事長賞 「おいでよ レインボー星へ」
 梶川 大河(かじかわ たいが)
  (北九州市立三郎丸小学校2年生)
日本科学未来館館長賞 「双子の星」
  三船 恭太郎(みふね きょうたろう)
   (岩手大学教育学部附属小学校4年生)
(財リモート・センシング技術センター理事長賞 「ようこそわたしの星「木星(きぼし)」へ」
 兒嶋 優香(こじま ゆか)
  (姫路市立御国野小学校2年生)
(財)日本宇宙フォーラム理事長賞 「あそびにきてね」
 鈴木 彩恵(すずき さえ)
  (横浜市立美しが丘東小学校1年生)
(財)日本宇宙少年団理事長賞 「生まれ変わった星」
 ?橋 優直(たかはし まさなお)
   (練馬区立大泉小学校6年生)

イ.中学生部門 入選作品
文部科学大臣賞 「銀河系の宝物」
 佐藤 華純(さとう かすみ)
  (由利本荘市立本荘東中学校3年生)
国立天文台長賞 「レンズのむこうに宇宙が見える」
 菅原 紗也香(すがわら さやか)
  (札幌市立手稲中学校2年生)
宇宙航空研究開発機構理事長賞 「美しき星 ダウレア」
 塙 孝哉(はなわ たかや)
  (新潟市立寄居中学校2年生)
日本科学未来館館長賞 「私の大好きなパピッチ星」
  猪川 真琴(いかわ まこと)
   (奈良市立伏見中学校1年生)
(財)リモート・センシング技術センター理事長賞 「星へのパスポート案内係」
  明石 悦子(あかし えつこ)
  (岡山市立御津中学校2年生)
(財)日本宇宙フォーラム理事長賞 「僕たちのエネルギー」
 上坂 宣基(うえさか のぶき)
  (坂井市立丸岡中学校3年生)
(財)日本宇宙少年団理事長賞 「三色菫」
 三好 奈央(みよし なお)
   (江別市立大麻中学校3年生)



□全国小・中学生作文絵画コンテスト〈絵画の部〉

(1) 募集概要

・主 催: 文部科学省、自然科学研究機構国立天文台、宇宙航空研究開発機構、日本科学未来館、(財)リモート・センシング技術センター、(財)日本宇宙フォーラム、(財)日本宇宙少年団、参加科学館・博物館
・テーマ: 「ようこそ私の星へ」
・部 門: 小学生部門、中学生部門
・募集等概要: 全国68館の科学館・博物館の協力を得て実施
募集期間:平成18年4月12日(水)〜7月14日(金)
応募者は、それぞれ最寄りの参加科学館・博物館等へ作品を提出

(2) 応募状況

 7月14日(金)の締切日までに、各科学館等に対して以下のとおり応募がありました。

小学生部門 19,149点
中学生部門 1,717点
合 計 20,866点

(3) 審査等の概要

ア.科学館等審査

 各科学館等に応募された作品を、それぞれの科学館等において審査し、小学生部門及び中学生部門ごとに最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)、佳作(3点)を選定しました。(ここで入選された方には各科学館等で表彰を行います。)

イ.最終審査

  1. 各科学館等において選定された各部門の最優秀賞(各1点)を「宇宙の日」事務局に送付していただき、最終審査委員会において文部科学大臣賞、国立天文台長賞、宇宙航空研究開発機構理事長賞、日本科学未来館館長賞、(財)リモート・センシング技術センター理事長賞、(財)日本宇宙フォーラム理事長賞、(財)日本宇宙少年団理事長賞を各部門からそれぞれ1点、計14点を選定しました。(各科学館から寄せられた「最優秀賞」の作品数は、小学生部門60点・中学生部門42点でした。)なお、小学生部門の入賞7作品は、アジア太平洋宇宙機関会議(APRSAF)※の主催するポスターコンテストに出展される3作品の候補となります。
  2. 最終審査の結果、作文の部入選作品・入選者は次のとおりです。
ア.小学生部門 入選作品
文部科学大臣賞 浅川 紗妃(あさかわ さき)
 (つくば市立桜南小学校6年生)
国立天文台長賞 熊野 寛子(くまの ひろこ)
 (八戸市立八戸小学校6年生)
宇宙航空研究開発機構理事長賞 藤田 翼(ふじた つばさ)
 (旭川市立愛宕東小学校2年生)
日本科学未来館館長賞 森川 翔子(もりかわ しょうこ)
 (西東京市立柳沢小学校2年生)
(財)リモート・センシング技術センター理事長賞 佐々木 誠吾(ささき せいご)
 (坂井市立兵庫小学校5年生)
(財)日本宇宙フォーラム理事長賞 池渕 朋華(いけぶち ともか)
 (苫小牧市立若草小学校4年生)
(財)日本宇宙少年団理事長賞 安藤 楓(あんどう かえで)
 (横浜市立緑小学校4年生)

イ.中学生部門 入選作品
文部科学大臣賞 西山 純世(にしやま すみよ)
 (みなべ町立上南部中学校3年生)
国立天文台長賞 森本 千香子(もりもと ちかこ)
 (桜井市立桜井中学校1年生)
宇宙航空研究開発機構理事長賞 金子 和代(かねこ かずよ)
 (佐世保市立旭中学校3年生)
日本科学未来館館長賞 林 明希人(はやし あきひと)
 (吉野川市立鴨島第一中学校2年生)
(財)リモート・センシング技術センター理事長賞 山下 颯(やました はやて)
 (横浜市立松本中学校2年生)
(財)日本宇宙フォーラム理事長賞 坂入 映帆(さかいり あきほ) 
 (那須塩原市立黒磯北中学校1年生)
(財)日本宇宙少年団理事長賞 紙野 芽実(かみの めぐみ)
 (賢明女子学院中学校1年生)



□全国小・中学生作文絵画コンテスト表彰式

(1)実施概要
  • 開催日時:平成18年10月8日(日) 午前10:30〜12:00
  • 開催会場:日本科学未来館  7階みらいCANホール
  • 参加対象:主催者賞の受賞者、保護者並びに同伴者(約100名)
  • 実施内容:
    作文の部/小学生部門・中学生部門、絵画の部/小学生部門・中学生部門ごとに、表彰状と副賞を授与。自然科学研究機構国立天文台の渡部潤一天文情報センター長による記念講演も実施。



□全国小・中学生作文絵画コンテスト入選作品展示会

(1)実施概要
  • 開催日時:(1)平成18年9月9日(土)〜9月10日(日)
           (2)平成18年10月4日(水)〜10月9日(月)
           (3)平成18年11月1日(水)〜11月30日(木)
  • 開催会場:(1)「宇宙の日」ふれあいフェスティバル会場(金沢駅もてなしドーム地下広場)
           (2)日本科学未来館 1階シンボルゾーン
           (3)宇宙航空研究開発機構東京事務所情報センター「JAXA i」
  • 実施内容:
    作文の部/小学生部門・中学生部門、絵画の部/小学生部門・中学生部門ごとに、受賞作品を掲示して展示


(参考情報)アジア太平洋宇宙機関会議(APRSAF)について
1992年のアジア太平洋国際宇宙年会議での宣言を受け、1993年以降文部科学省及び宇宙航空研究開発機構(JAXA)の主催によりほぼ毎年開催されています。アジア太平洋地域の宇宙利用の促進を目的に、各国の宇宙活動や将来活動に関する情報交換、並びに具体的な協力活動の構築に向けた議論を、宇宙機関、国際機関等をはじめ産学官から広く参加者を求めて、これまでに12回開催されており、前回は2005年10月、21ヵ国の参加を得て、日本(北九州市)において開催されました。次回は2006年12月にインドネシアにおいて第13回会合を開催する予定です。


<企画・運営等に関する問い合わせ先>
〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル7階
(財)日本宇宙フォーラム内 「宇宙の日」事務局
担当:成田/田中
TEL:03-5200-1301 FAX:03-5200-1420
E-mail:space-day@jsforum.or.jp



宇宙航空研究開発機構 広報部
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