プレスリリース

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日本人宇宙飛行士による最初の「きぼう」有償利用の実施について

平成21年4月7日

宇宙航空研究開発機構

宇宙航空研究開発機構では、利用者の皆様の独自の目的で「きぼう」を有償で利用いただくこととして、「きぼう」有償利用活動を行っています。
若田宇宙飛行士が国際宇宙ステーション、そして「きぼう」に長期滞在し、日本人宇宙飛行士が行う最初の有償利用テーマについて、下記のとおり平成21年4月5日(日)(日本時間23時〜24時頃)に実施しました。



実施件名 「JEM E-3 Camera Mission」
提案企業 オリンパス(株)、(株)SPACE FILMS
実施内容 ・若田宇宙飛行士による「E-3(*)」を使った地球の撮影
・若田宇宙飛行士を被写体とした映像素材の撮影
    *)E-3:オリンパスデジタル一眼レフカメラ

日本人宇宙飛行士が被写体として、有償利用の映像に登場するのは初めてのこととなります。
なお、本「JEM E-3 Camera Mission」の実施内容等については、下記にお問合せください。

(株)SPACE FILMS






提案企業のコメント:
  • 1年間、本撮影の準備をやってきて、自分たちがデザイン・開発したカメラが国際宇宙ステーションの「きぼう」船内に無重力状態で浮いているのをこの目で見られたことは、ここに来るまでに思っていたよりはるかに大きな感動、全く新しい感動でした。
  • JAXAの皆様の親切なご対応、そして、若田宇宙飛行士が的確かつ熱心に対応していただいたことに大変感謝しています。今後、この成果を有効に活用していきます。

(参考)有償利用制度については、JAXA HPをご覧ください。http://kibo.jaxa.jp/business/