宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「はやぶさ」の成果を広く国民と共有し、宇宙への理解増進と宇宙活動の普及啓発に資することを目的に、「はやぶさ」カプセル等の展示団体を別添の募集要項に基づき公募し、展示を実施することといたしましたのでお知らせいたします。
公募の詳細については、別紙の募集要項をご覧ください。
■展示協力機関公募の概要
- 貸与対象団体:
- 国内の公益団体(科学館、博物館、地方公共団体など)で、宇宙活動の理解増進を目的に広く一般向けの活動や展示企画を行っている団体。
※展示は公益目的に限るものとし、営利目的の展示は対象外とさせていただきます。
- 貸与品:
- (1)インスツルメントモジュール(※宇宙から帰還した実物)
(2)搭載電子機器部(※宇宙から帰還した実物)
(3)パラシュート(※宇宙から帰還した実物)
(4)エンジニアリングモデル
(5)ヒートシールド(前面・背面)のオーストラリアでの発見時の写真パネル
※ヒートシールド(前面・背面)は、研究解析に資する必要があるため、貸与対象外とさせていただきます。
※(1)〜(4)については、専用展示ケースも合わせて貸与いたします。
- 募集期間:
- 2010年9月1日(水)〜30日(木) 当日消印有効
※今回の募集対象は、2010年11月中旬〜2012年3月の期間内において展示が可能な団体・法人とさせていただきます。
- 応募方法:
- 別紙の「はやぶさ」帰還カプセル等展示物貸与申請書(別紙A) に必要事項をご記入の上、下記の送付先にE-mail、FAXまたは封書にてお送りください。
<貸与申込書送付先>
〒100-8260
東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビル
JAXA広報部「はやぶさ」帰還カプセル展示係
E-mail:お問い合わせはこちら
FAX:03-6266-6910
※要求条件等詳細は別紙の募集要領をご覧ください。
【別紙】
小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセル等の展示協力団体の公募について
(募集要項)
去る6月13日、小惑星探査機「はやぶさ」は、打上げから7年間に渡る宇宙の旅を経て、帰還カプセルを地球に届けてくれました。
「はやぶさ」プロジェクトは日本国民の皆様に支えられて進められてきたものであり、宇宙から帰還したカプセルの実物をご覧いただく機会を通じて、プロジェクトの成果を広く国民の皆様と分かち合いたいと考え、帰還カプセル等の展示にご協力いただける団体を募集いたします。
応募にあたっての詳細につきましては、以下の募集要項詳細をご参照ください。
【募集要項詳細】
- (1)募集期間 :
- 2010年9月1日(水)〜30日(木) 当日消印有効
※今回の募集対象は、2010年11月中旬〜2012年3月の期間内において展示が可能な団体・法人とさせていただきます。
- (2)応募方法 :
- 「はやぶさ」帰還カプセル等展示物貸与申請書(別紙A) に必要事項をご記入の上、下記の送付先宛てに、E-mail、FAXまたは封書にてお送りください。
<貸与申請書送付先>
〒100-8260
東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビル
JAXA広報部 「はやぶさ」帰還カプセル展示係
E-mail:お問い合わせはこちら
FAX:03-6266-6910
- (3)選考基準 :
- 選考にあたっては、地域や都道府県のバランス、展示施設の立地・種類・規模、交通の便等、諸々の要素を総合的に考慮させていただきます。
- (4)選考結果 :
- 10月末頃に通知予定
※展示概要等を精査の上、ご応募いただいた全ての団体様宛てに選考結果を通知いたします。なお、選考理由等に関する個別のお問い合わせには応じかねますので、予めご了承ください。
- (5)貸与可能な展示物 :
- 【I】「はやぶさ」帰還カプセル等(5点)
[1]インスツルメントモジュール (※宇宙から帰還した実物)

カプセル本体部分。イトカワサンプルを入れておくための円筒状のサンプラコンテナ、ビーコンを発信するアンテナ、パラシュート等が収められている器
[2]搭載電子機器部 (※宇宙から帰還した実物)

地球からの指令を受け取るなど、様々な役割を果たすカプセルの心臓部。着地時の衝撃に耐えるよう補強されている。
[3]パラシュート (※宇宙から帰還した実物)

強くて軽いポリエステル製の十字形のパラシュート。予定通り上空約5kmで開き、十数分かけて着地した。
[4]エンジニアリングモデル

地上試験用モデル。着地時の加熱から機体を守るヒートシールドは実機と同じ材料、形状でつくられている。
[5]ヒートシールド(前面・背面)のオーストラリアでの発見時の写真パネル
※ヒートシールド(前面・背面)は、研究解析に資する必要があるため、貸与対象外とさせていただきます。
※[1]〜[4]については、専用展示ケースも合わせて貸与いたします。
専用展示ケースのサイズ等につきましては、(9)に示す諸条件をご参照ください。
※研究解析の進捗状況等により、展示品が変更される場合もござます。
【II】オプション品
[6]「はやぶさ」探査機のスケール模型(1/2、1/5、1/8他)
※一般貸出用模型でもあるため、貸出予約状況によりご希望に添えない場合もございます。予めご了承ください。
[7]「はやぶさ」プロジェクト解説パネルや関連画像
※電子データでの提供も可能です。
- (6)貸与期間 :
- 展示期間として最大連続5日間及び前後の展示物の輸送・展示準備に要する必要最低限の期間
- (7)貸与対象団体等 :
- 国内の公益団体・法人(科学館、博物館、地方公共団体など)で、宇宙活動の理解増進を目的に広く一般向けの活動や展示企画を行っている団体・法人
※展示は公益目的に限るものとし、営利目的の展示は対象外とさせていただきます。
- (8)展示等に係る経費 :
- 展示、輸送・据え付け及び警備等に必要な全ての経費は、展示の実施者負担とさせていただきます。
なお、個別事由が生じる場合には、必要に応じて詳細調整をさせていただきますので、予めご了承ください。
- (9)展示・貸与・輸送等に係る諸条件について :
- 貸与される帰還カプセルは、世界で唯一のものであり、国民の貴重な財産であることを十分にご認識いただき、別途JAXAが定める展示物の貸与条件に従った取り扱いをお願いいたします。
条件の具体的な内容については、「「はやぶさ」帰還カプセル展示物貸与条件(別紙B-1)」(「「はやぶさ」帰還カプセル等展示物取扱要領(別紙B-2)」を含みます。)をご覧ください。
- (10)留意事項 :
- 選定された団体については、「はやぶさ」帰還カプセル等展示物貸与に関する同意書(別紙C)をご提出いただきます。
なお、個別事由が生じる場合には、必要に応じて詳細調整をさせていただきますので、予めご了承ください。
- (11)展示実施結果等の報告:
- 展示実施結果については、全体概要、展示物管理状況、来場者数等、JAXAが求める事項について、ご報告をいただきます。
- (12)問い合わせ先 :
- 広報部 お問い合わせ窓口 「はやぶさ」帰還カプセル展示係
E-mail:お問い合わせはこちら
TEL:03-6266-6400(平日9:30〜17:45)
FAX:03-6266-6910
- (13)よくあるお問い合わせと答え(FAQ) :
- 本公募についてよくあるお問い合わせとその回答をまとめましたので、ご参照下さい。
<「はやぶさ」展示協力団体公募に関するFAQ>(PDF:96KB)
別紙A:「はやぶさ」帰還カプセル等展示物貸与申請書 (PDF版:85KB)|(WORD版:45KB)
別紙B:「はやぶさ」帰還カプセル等展示物貸与条件 (PDF版:506KB)
別紙C:「はやぶさ」帰還カプセル等展示物貸与に関する同意書 (PDF版:68KB)|(WORD版:38KB)