・国際宇宙ステーション(ISS)関係
・衛星関係
・ロケット関係
・宇宙科学関係
・シンポジウム及びタウンミーティング
・今後の予定
(1)JAXA利用実験関係
「きぼう」日本実験棟における実験の成果物として、「ナノ材料実験」「重力と植物成長ホルモンに関する実験」のサンプルの一部を、最後のスペースシャトル「アトランティス号」で回収しました。また、タンパク質の結晶生成実験を引き続き行っています。古川飛行士の特徴である宇宙医学関係では現在さまざまなデータを取得しているところですが、9月6日には地上との遠隔検診※を行い、JAXA筑波宇宙センターの医師の問診を受けました。
※軌道上と地上とで医学データをやりとりする宇宙医学実験の一環
(1)7月14日、準天頂衛星初号機「みちびき」が、すべてのGPS補完信号の提供を開始しました。
(2)第一期水循環変動観測衛星(GCOM-W1)の愛称募集の結果、約21,000票もの応募をいただきました。現在集計中であり、9月下旬に選考結果を発表いたします。
(1)8月28日に打上げを予定していたH-IIAロケット19号機に不具合が見つかり、打上げが延期となりました。次の打ち上げ日程はまだ決まっておりません。(注:その後、9月23日に打ち上げ成功)
(2)9月11日に打ち上げを予定していた観測ロケットS-520-26号機のカナダ製搭載機器に不具合が見つかり、打ち上げが延期となりました。次の打ち上げ日程はまだ決まっておりません。
(1)8月25日、「きぼう」搭載全天エックス線監視装置(MAXI)よる成果論文が、英科学誌「ネイチャー」に掲載されました。
(2)8月26日、小惑星探査機「はやぶさ」微粒子初期分析結果を纏めた論文6編が、米科学誌「サイエンス」に掲載されました。
(3)9月7日、金星探査機「あかつき」が、金星再会合に向けた軌道変更計画の一環として、軌道制御エンジン(OME)の第1回軌道上噴射テストを行いました。予定通り約2秒間の噴射を確認し、現在データ解析を行っています。9月14日には2回目の噴射テストを行う予定です。(その後、9月14日に予定通り約5秒間の噴射を確認)
(1)7月30日に、けいはんなプラザ(京都市相楽郡)で京都では初のJAXAシンポジウムを開催し、645名の方にご参加いただきました。
(2)7月31日に、丸ビルホール&コンファレンススクエア(東京都千代田区)で国際宇宙ステーション利用シンポジウム 〜日本の復興・再生に向けて〜を開催し、約200名の方にご参加いただきました。今後も利用関係のシンポジウムは積極的に行っていきたいと思います。
(3)7月18日に、KSC福岡情報専門学校(福岡県福岡市)で第63回JAXAタウンミーティングを開催し、116名の方に参加いただきました。
(4)8月21日に、奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市)で第64回JAXAタウンミーティングを開催し、128名の方に参加いただきました。