水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W)とは
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「しずく」に搭載されている高性能マイクロ波放射計2は、 直径約2mの大きなアンテナで、海面や海氷、大気から 放射される微弱な電波を捉え、水に関する様々な物理 量を観測します。観測データは、気象予報や漁業、 極域での船舶航行などに利用されています。 |
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トピックス
一覧世界の気象リアルタイムNEXRAと「しずく」衛星による梅雨前線に伴う大雨解析結果
6月下旬から7月上旬にかけて日本各地で梅雨前線に伴う大雨が観測され、この大雨により日本各地で災害が発生し、多数の被害者・犠牲者が出ました。被害を受けられた方々に対し、謹んでお見舞い申し上げます。本報告では、この期間の梅雨前線とそれに伴う大雨の特徴をJAXAにおける気象解析データを用いて解説します。 6月下旬から7月上旬にかけての梅雨前線に伴う大雨を、JAXAで2018年11月より公開している「世界の気象リアルタイムNEXRA」のデータを用いて解析した結果をお知らせします。2020年にJAXAはJSS2(JAXA Supercomputer System Generation 2)に代わる新たなスーパーコンピュータシステムであるJSS3(JAXA Supercomputer System Generation 3)を稼働しました。 図1. 2021年7月1日から10日までの高解像度NEXRAにより示された梅雨前線の変化。各初期値から24時間後の予測実験の結果を示す。矢印は高度10mの風(m/s)、色は積算水蒸気量(kg/m2)、赤で示す領域は雨量が10 mm/hour以上の領域。 |
プレスリリース
一覧-
- 2019年9月27日 15:00 プレスリリース
- 北極海の海氷面積が9月17日に年間最小値を記録 ~薄氷化が進行~
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- 2019年3月28日 14:00 プレスリリース
- 衛星全球降水マップ(GSMaP)の活用に向けた気象庁と宇宙航空研究開発機構の技術開発連携について
特集
2013年12月11日
動画ニュース:宇宙から地球を健康診断する衛星「しずく」
2008年7月1日
私たちの地球を守るために~環境問題に貢献するJAXAの取り組み~
2007年
チームリーダが語る私たちのミッション