「きく8号(ETS-VIII)」を打ち上げるH-IIAロケット11号機は「H2A204」型で、今回が初めての打ち上げでした。「H2A204」は、固体ロケットブースタ(SRB-A)を従来の2本から4本に増やすことで、静止トランスファー軌道(GTO)への打ち上げ能力を約6トンまで向上させた形態です。
ほとんどの箇所で今までのH-IIAシリーズの設計を踏襲しているため、H-IIAファミリーの一形態として開発・運用できます。
関連リンク
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・プレスリリース
「H-IIAロケット204型ロケットの開発状況と11号機の打上げに向けた準備状況」
