【追跡管制】宇宙利用推進本部衛星運用技術部 堀内貴史(ほりうち たかふみ)
人工衛星の状態を監視しながら、その状態に応じて信号(コマンド)を送り、きちんと衛星を運用していく追跡管制の仕事では、その一連のシステムを構築するのが一苦労です。
今回、特に、衛星運用を行う運用室の整備が大変でした。配線整備のため1日中床のタイルとLANケーブルと格闘する作業を担当しましたが、想像以上の大変さでした。
新入社員なのではじめての打ち上げですが、「きずな」がずっと活躍できるように、地球からしっかりサポートします。
[2008年2月12日 更新]
【射場作業】宇宙利用推進本部WINDSプロジェクトチーム 主任開発員 齋藤憲吉(さいとうのりよし)
種子島宇宙センターの射場で組立や電気試験等を行う射場作業で特に苦労したのは、作業期間に全く余裕がなかったことです。
正月返上、24時間連続作業など メーカさんとJAXA職員が一丸となって対応しました。
その分、宇宙でがんばってくれると信じています。
[2008年2月8日 更新]
【試験】宇宙利用推進本部WINDSプロジェクトチーム 開発員 有川善久(ありかわよしひさ)
衛星に搭載する機器や衛星の姿勢を制御する ソフトウェアの試験に数多く立ち会ってきました。
なかなか良い結果が得られず何度も再試験したり、 ソフトの修正方法についてメーカさんと夜遅くまで議論したり、 苦労話はつきません。でも、あるタイミングから 不思議なほどに不具合が出なくなり、正常に動作して 良好な結果が得られるようになりました。やっぱり技術は正直で、少しでも怪しいところや自信がないところは、トラブル の元になるんだなとつくづく感じさせられました。これらの機器が宇宙で大活躍してくれると期待しています。
[2008年2月6日 更新]
【設計開発】宇宙利用推進本部WINDSプロジェクトチーム 主任開発員 黒田知紀(くろだとものり)
開発当初、小型のアンテナを使った実験やアジア太平洋地域でも通じる実験など、出来る限りさまざまな通信実験に応えることが、重要な課題の1つでした。
打ち上げ期日や衛星システム、そして限られた大きさの衛星の中に必要な機能をいかに取り込むかに試行錯誤を繰り返しましたが、さまざまな方々のご意見やお知恵をいただき、世界にも誇れる通信機能をもった実験衛星を作ることができました。
皆さん、応援よろしくお願いします!
[2008年2月4日 更新]
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