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データ中継技術衛星(DRTS)「こだま」の状況について

平成17年1月21日

宇宙航空研究開発機構

 データ中継技術衛星(DRTS)「こだま」(注1)において、平成17年1月20日23時57分(日本時間)頃、姿勢制御用装置の太陽センサ(注2)の出力異常による故障検知機能が働き、衛星姿勢制御のモードが、通常使用しているモードから、地球センサのみを使用したモードに移行しました。

 この状況を踏まえ、現在JAXAは、太陽センサ出力異常原因の確認を進めています。

 なお、現在、衛星は、地球センサのみを使用したモードで姿勢制御を行っています。また、そのほかの機器については正常に機能しています。

(注1)データ中継技術衛星(DRTS)「こだま」の概要については、下記「関連リンク」をご参照ください。

(注2)姿勢制御用のセンサのひとつで、姿勢基準の一つである太陽方向を示す信号を出力するものです。



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