プレスリリース

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国際宇宙ステーション第11次長期滞在搭乗員の打上げについて

平成17年4月15日

宇宙航空研究開発機構

 ロシア連邦宇宙局は、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する第11次搭乗員2名と短期間で帰還する訪問クルー1名をソユーズロケットにより、日本時間4月15日(金)9時46分(現地時間4月15日(金)6時46分)にバイコヌール宇宙基地(カザフスタン共和国)から打ち上げました。
 ソユーズ宇宙船とISSのドッキングは、同4月17日11時19分に予定されています。

第11次搭乗員(ISSに約6ヶ月滞在): セルゲイ・クリカレフ(Sergei Krikalev、ロシア)
ジョン・フィリップス(John Phillips、アメリカ)
訪問クルー(ISSに8日間滞在): ロベルト・ビットーリ(Roberto Vittori、イタリア)


備考:
今回打ち上げられるソユーズ宇宙船(10S)はISS組立フライトにおいて10機目となります。ソユーズ宇宙船は軌道上での運用寿命があるため、定期的に新しいソユーズ宇宙船と交換する必要があります。


参考リンク:
国際宇宙ステーションのクルー交代/ソユーズ宇宙船交換ミッション(10S)
タンパク質機能・構造解析のための高品質タンパク質結晶生成プロジェクトの実施について
高品質タンパク質結晶生成プロジェクト 第5回宇宙実験の実施について
詳細は別紙資料参照のこと



高品質タンパク質結晶生成プロジェクト
第5回宇宙実験の概要



  • 打上げ: 平成17年3月1日(火) 4時9分(日本時間)
  • 打上げ時輸送手段: プログレス補給船(17P)
  • 帰還予定日: 平成17年4月25日(月)(予定)
  • 帰還時輸送手段: ソユーズ宇宙船(9S)
  • 実験実施場所: 国際宇宙ステーション(ロシアサービスモジュール)
  • 実験実施期間: 約2ヶ月間
  • 実験装置: タンパク質結晶生成装置 3式(42個の結晶生成用セルを搭載)、恒温槽(温度保持装置)
  • 利用機関と搭載タンパク質数:

    利用機関搭載タンパク質数(種類)
    理化学研究所 14
    タンパク3000プロジェクト大学拠点(6拠点) 9
    蛋白質構造解析コンソーシアム参加企業(3社) 3
    一般公募での応募機関(1社、1大学) 3
    より精密な構造解析のために搭載するタンパク質 5
    リファレンスタンパク質 2
      合計 36種類
  • 実験装置:


宇宙航空研究開発機構 広報部
TEL:03-6266-6413〜6417
FAX:03-6266-6910