宇宙航空研究開発機構
本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。
1. 報告事項
M-Vロケット6号機については、6月18日より打上げに向けた最終整備作業であるフライトオペレーションを開始している。これまでの準備状況について、以下に報告する。
2. 準備状況
ロケット第1・2段は、3月までに実施された組立オペレーションにおいて組立てを完了している。なお、ロケット第3段については、打上げに向けてより万全を期すためにノズル交換を行うこととしていたが(平成17年6月1日報告済)、6月17日までに無事に交換作業を完了している。
また、ASTRO-EIIは、6月17日までにRCS推薬の充填を完了している。
6月18日からはフライトオペレーションとして、ASTRO-EIIをロケット第3段に結合する作業を実施しており、電気的な確認試験を行っている。
3. 今後の予定
衛星とロケット第3段の結合作業完了後は、フェアリングの取付けを行い、これらを発射整備塔に移動して全段の結合を行う。その後、全系の確認試験、打上げに向けた最終リハーサルを7月3日に行う予定である。打上げ実験予定日は7月6日である。
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