プレスリリース

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スクラムジェット燃焼器の飛行実験の延期について

平成18年3月28日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構は、オーストラリアのクイーンズランド大学への委託契約により、オーストラリアのウーメラ実験場においてHyShot飛行実験システム(注1)によるスクラムジェット燃焼器飛行実験(注2)を平成18年3月29日(日本標準時)に予定しておりましたが、クイーンズランド大学による準備作業の遅れに伴いまして、以下のとおり延期になりましたのでお知らせします。



飛行実験日    :平成18年3月30日(木)
目標発射時刻 :11:30(日本標準時)
(発射時刻は、10:30〜14:30の範囲で現地状況により変更されます。)
飛行実験予備日 : 平成18年3月31日



(注1): HyShot飛行実験システムは、クイーンズランド大学が米国NASAの小型観測ロケット(Terrier-Orion Mk70使用)を使用して行う飛行実験システムです。今回の飛行実験は、このロケットの先端にJAXAが独自に研究開発を進めてきたスクラムジェット燃焼器を搭載して打ち上げることにより、マッハ8近くまで加速された状態で約6秒間の燃焼器内の圧力分布データ等を取得するものです。
(注2): スクラムジェット燃焼器試験の詳細は、平成18年3月20日発表プレスリリースをご参照下さい。



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