プレスリリース

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スクラムジェット燃焼器の飛行実験結果について

平成18年3月30日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構は、オーストラリアのクイーンズランド大学への委託契約により、平成18年3月30日11時40分(日本時間)にオーストラリアのウーメラ実験場にてHyShot飛行実験システム(注1)によるスクラムジェット燃焼器飛行実験(注2)を実施しました。

 飛行実験の結果につきましては、現在、クイーンズランド大学からの情報を待っており、今後分かり次第お知らせ致します。



(注1): HyShot飛行実験システムは、クイーンズランド大学が米国NASAの小型観測ロケット(Terrier-Orion Mk70使用)を使用して行う飛行実験システムです。今回の飛行実験は、このロケットの先端にJAXAが独自に研究開発を進めてきたスクラムジェット燃焼器を搭載して打ち上げることにより、マッハ8近くまで加速された状態で約6秒間の燃焼器内の圧力分布データ等を取得するものです。
(注2): スクラムジェット燃焼器試験の詳細は、平成18年3月20日発表プレスリリースをご参照下さい。





HyShot-IV 打上の瞬間 (2006年3月30日11時40分撮影)



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